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男性もレース着ける時代

『男性も下着を選びませんか?』こんな広告が、当たり前の様に、掲げられる日が来るのかも知れない。

お前何言っているんだよと言われるかもしれないが、実はワコールがレースの男性用下着を売り出したとのニュースを見たからだ。

昭和の人間だからなのか、それとも私の周りだけなのか、男性が自分で下着を選んで買っている事由を知らない。

無論独身で一人暮らしの人は自分で買っているのだろう、じゃなかったら下着をどうするんだって話になるもんね、選んで買っているんだろうな。

だけど私が知っている昭和の男たちは、下着なんて自分で買わない、夫は私が買って居たし、独身時代は母親に買って来て貰って居たらしい。

我が父はと言うと、結婚するまでは兄嫁(早くに両親が無くなっているので)、結婚してからは妻である我が母に、下着を買って来て貰って居た。

娘なら、自分の着るものくらい自分で買いに行けって大声を出しそうだな。

ワコールはメンズの下着も有るが、基本的にはレディースのメーカーである。

ワコールで男性下着を買う人は、パートナーの下着を買う人が殆どだった様だ。

まさにそうで、我が母も自分の下着を買った時についでに、夫の下着を回って感じだった。

父親も父親で、アッ買ってきたのありがとう、てな感じで下着は下着と興味もない感じだった。

ワコールの開発チームはこれに目を向けたようなのですよね、男性下着って使用者が選んで買っているわけじゃ無い。

殆どの商品って使う人が使いやすさを考えて、自分で選び取って買っている例が多い。

男性にも、一定数の選ぶ男たちって言うのが居るんじゃ無いかと考えたんだよね。

ワコールは下着で文化を作ってきた会社だからね、男性女性に限らず需要に答えたい、そこで商品を売っていきたいと考えたんだろうね。

レースの下着はメディアも含めて火がついて、今では前年比376%にもなっているらしい。

このレース下着、男性用に糸から開発してきたんだから、ワコール的には売れなきゃ困るよね。

綺麗で機能的で、履いた人に依ると快適性もあったら、売れるしかないって感じ。

男性の化粧品が一般的になってきたから、レース下着もそうなっているんだね、知らんかったけど。

よく考えると、前年比376%もの注文があったら、CMは必要ないか。

私は実はワコールが苦手、私の顔を見てかお洒落でもウキウキするのでもない下着を店員さんが勧めてくる。

「これしか無いんですか?」と聞くと、「これ以外には無いんです。」と答えてくる。

外国の製品だったら、私のサイズなら選択肢はいっぱい有るし、レースが苦手なので、いっそのことUNIQLOでも買える。

ワコールって接客命の会社だと思うのに、結構雑に扱われてる気がするんだよね。

買わなさそうに見えるのかな?

だけどワコールの取り組みには賛成です、だって男性でもレースが欲しい人も居るし、女性でもブラを拭って言う人も居る。

これこそが自由って感じで身に付ける物は選びたい。

私は肌荒れで着る物の制限が有るけどね、それも楽しいものなのかも知れない。



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