職業訓練校のWEBデザイン科(eラーニングコース)へ入学したお話
こんにちは。
イラストレーターのさちみつです。
ついにWEBデザインの学習が始まりました!
介護福祉士がWEBデザイナーを目指すお話、【 eラーニング編① 】です。
アウトプットも兼ねて職業訓練校について解説していきたいと思います。
介護の仕事を辞めるきっかけになった、ギックリ腰のお話はこちらからから↓
WEBデザイン科のeラーニングコースに入学しました!
私は介護の仕事を辞めたあと、WEBデザイナーを目指して職業訓練校のWEBデザイン科に入学しました。
職業訓練校はハローワークから申込みの手続きをし、試験をしてから合否をいただく流れでした。
希望するすべての人が入学できるわけではなく、合格をもらうためには学校によって面接や筆記試験などがあります。
待望の面接対策についてはこちら↓(ついに私に続く合格者が出ました!)
職業訓練校では、知識や技術を得たあと就職することを目的としているため、在学中の給付金制度もありました。
雇用保険(基本手当、受講手当、通所手当)
職業訓練受講給付金(月額10万円、通所手当)
色々な種類の手当があるようですが、雇用保険に入っているかどうかなどの条件によって、もらえる給付金や手当が違います。
残念ながら私はどこにも該当しなかったので、どの給付金も受けることはできませんでした。
ただ学校に通うだけの状態となりましたが、授業料金の自己負担はなく、テキスト代のみでプロの講師から学べるので、私にとっては十分だと感じました。
(学校によってテキスト代が違ったり、ご自身のパソコンが必要であったりと条件が違いますので、ご希望の学校について理解してから申し込むことをオススメします。)
30代で学校へ行こうと思った理由
私が職業訓練校を希望した理由は、独学での学習に限界を感じたからです。
職業訓練校のWEBデザイン科があることを知らなかった私は、HTMLが無料で学べるサイトをみるなど、独学で勉強をしていました。
しかし、1人で進めるタイプの学習では孤独感があり、仕事や家事、育児の中で毎日積極的に取り組むことが難しかったです。
「これであったいるのだろうか。」と、不安な気持ちのまま勉強していたことと、単語ひとつひとつの意味が気になってしまい調べながら学習していたことで、とても時間がかかりました。
HTMLは初級で中断し他の学習方法を調べる中で、WEBデザイナーはAdobe Systems社のソフトの勉強が必要だと知りました。
IllustratorとPhotoshopの基本操作を学ぶためには、まずソフトが必要ですが素人が使いこなせるか不安な上、パソコンを持っていなかったのでソフトの購入には至りませんでした。
iPadを持っていた私は、やっぱりソフトの操作方法を学ぼうと思いiPad版のIllustratorを購入しました。
Pad版のIllustratorの操作方法はネットで調べて独学で覚えましたが、だんだん調べていくうちに、本家のPC版のIllustratorと比べると使えない機能が多いと知り、「もう少し専門的な学習がしたい!」と思うようになりました。
独学で学習を進めることに限界を感じ、スクールを調べる中で職業訓練校にたどり着きました。
インターネットで調べ、eラーニングコースであれば通所の必要がないことがわかり、ハローワークへ行き申し込むことにしました。
(iPad版Illustratorについて・・・)
iPad版のIllustratorは、iPad &Apple Pencilとの相性が最高です。直感的な操作で、まさに「お絵描き!」のような、楽しく自由なイラストの制作が可能です!
私はiPad版Illustratorを使って、イラストレーターとして単発のお仕事などを受けております。使いやすくて、とても気に入っているツールです。
職業訓練校での学習を希望した理由は、iPad版がダメというわけではなく、もっと深く学びたいと思ったからです!
オンラインでの学習!eラーニングのメリット
私が入学した学校は、eラーニングコースというオンライン上で動画を見ながら学習を進めていくタイプの学校です。
通所の必要がないため、朝の通学時間がないところが私にとって一番のメリットだと思いました。
私は今現在30代2児の母というステータスで、勉強に費やせる時間帯が限られています。
基本は平日、子どもたちが学校へ行っている時間帯を中心に学習しています。
e-ラーニングは完全なオンライン学習のため、朝の通学時間が不要です。
朝は自分の用意だけでなく子どもたちの朝の準備のサポートをしながらご飯や洗濯といった家事もしなければならないのでとても忙しく、毎日バタバタしています。
通学時間がなければその分、忙しい朝に少しだけゆとりが生まれますね。
朝、学校へ行く子どもたちを笑顔で見送ることができるし、「今日は学校へ行きたくないな〜。」と、朝から憂鬱な気分の子がいれば、寄り添うための心の余裕があります。
主婦である私にとって、家族との関わりを円滑に保ちながら、自分の学びたい勉強ができるということは、本当にありがたいことです。
職業訓練校の入所式の様子と感想
初日のオリエンテーションは、zoomを利用したオンライン形式でした。
主な内容は、学校のシステムや提出物のルール、先生と連絡を取るためのメッセージツールの操作方法などの説明でした。
WEBデザインのお話ではなく、学校の決まり事など下準備のお話でした。
「オンライン学習は、一人で学習を進めたり、すぐに質問できない点など難しいところもありますが、自ら勉強しようとこの学校へ来ていることを忘れずにしっかり学びましょう。」と、気持ちの整え方のお話があり、とてもためになるオリエンテーションでした。
オリエンテーション参加時の服装
入学前のオンライン面接の時はしっかりスーツで挑みましたが、今回のオリエンテーションでは、服装をどうしようかと悩みました。
インターネットで調べてみると、入学式はスーツが無難とありましたが、それは実際に学校へ出向く場合でした。
当日まで悩んだ末、オンラインであることを理由にスーツはやめてキレイめのシンプルな私服で参加しました。上は紺色のブラウス、下は黒のズボンでした。
実際にオリエンテーションが始まると私服の方もスーツの方もいてバラバラだったように思いますが、リアルで対面していたわけではないので他の方の服装がどうだったか特に印象に残っていません。キレイめで清潔な姿であれば、スーツを着なくてもOKだと思います。現場に行かないので、靴やカバンも不要。リアルな入学式と比べると、準備はかなり楽だと思いました。
Zoomを利用した完全オンライン形式の入所式
コロナの影響でZoomを利用した学習や会議に慣れている方が多いかもしれませんが、私はちょうどコロナ時代、介護スタッフとして毎日出社し、現場で身体介助をしていたため、Zoomを利用した会議などの経験がありませんでした。
慣れてしまえばスムーズにおこなえるかもしれませんか、今は初心者なのでとても緊張します。繋がるか不安で1時間前からカメラの位置などセッティングし、ソワソワします。せっかく通学時間がないのに・・・!
遅刻するよりは良いと考えて入念な準備をしております。
卒業するまでにはZoomに慣れますように!
WEBデザインの学習が始まり・・・
一日目、入所式が終わる頃にはもう子どもたちが帰ってくる時間だったのでオリエンテーションだけで終わってしまいました。
2日目からは、動画をみながらIllustratorの学習を始めました。
「Illustratorとは〜」から始まり、設定や操作方法など、本当に基礎の部分です。
私はiPad版のIllustratorを触ったことがあったので、比較的楽しみながら学習できました。
3日目は、Zoomを利用したオンライン上での対面指導がありました。1時間前からソワソワしながらカメラの位置などのセッティングを始めました。
対面指導はとてもわかりやすく、あっという間に終わってしまいました。
その後はひたすら動画やテキストをみながら課題制作にとりくみます。
私がeラーニングで気をつけたいこと
元々私が学びたいと思って始めたことなので、動画をみるのもテキストを読むのもとても充実感があります。
私の場合はメモ魔なのでテキストを読みながらルーズリーフにノート作りをしています。
「なんてアナログな勉強方法なんだ!」と自分でも感じますが、私にはこれが合っているので、みなさんもそれぞれ合う方法で学習しているのかな〜?と思います。
家族との関わりを円滑に保つこととの両立を目指しているので、自分でしっかりスケジュールを組み、「動画の再生時間や、学習時間が足りなかった!」とならないように時計を見ながら作業時間に気をつけたいです。
職業訓練校入学のまとめ
eラーニングは、完全にオンライン形式の学校
通所が不要のため、育児や家事を含めた家族との関わりを両立できる
Zoomやメッセージツールに慣れる必要がある
現在の学習時間を意識し、自分に合ったスケジュール管理が必要
以上、職業訓練校についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
まだまだ始まったばかりで提出物や中間試験への不安もありますが、これからWEBデザインについてしっかり学んでいきたいと思います!
この経験が少しでもあなたの幸せに繋がりますように。
★【面接対策リスト】
私に続く合格者が出た!再現性のある職業訓練校の面接対策リストはこちら↓
★【 eラーニング編② 】
ノートパソコンや勉強方法、スケジュール管理についてのお話はこちらから↓
★【 eラーニング編③ 】
地方在住の人の職業訓練校の探し方と選び方、授業の流れと課題・評価はこちら↓