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本日、2021年2月22日(月)18時より、

WEB『日刊サウナ』にて、サウナのサチコの連載が始まります!

タイトルは『サウナのサチコ 裸の粘土サウナー』

第1回『マジでととのう5秒前』です。   長っ!


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以下、昨日インスタに投稿した文章です。


私は10年間、シナリオライターになりたくて必死に勉強してきました。数えきれないほどの作品や企画書、プロットを書いてきました。でも友人以外誰も、私の書いたものを使いたいと言ってくださる制作会社、プロデューサーはいませんでした。

疲れ果てて全部諦め、大事にしていた色んなことも手放して、ひとり落ち着く場所を求めてサウナに行き始めました。でも書くことだけはやめられず、そこで出会ったお客さんや自分自身のことをnoteに書き綴っていたんです。そして1年経ったある日、おふろの国の店長、林さんに声をかけられました。

日刊サウナに記事を書いてみませんか、と。

なんだサチコ、同情をかって読んでもらおうとしているのか?と思われているそこのあなた。半分合ってます笑。でも半分は違います。

私よりずっと長い間サウナを愛し、私よりずっと深く苦しい思いがあってサウナに通っていらっしゃる方がたくさんいることを、私は分かっているつもりです。

どうぞサウナーの皆さん。

私の粘土はふざけて見えるかもしれませんが、私の文章はいつでも本気です。サウナを愛してやまない方にこそ、ぜひ読んでいただきたいのです。

どうぞよろしくお願いいたします。



そしてここからは、このnoteだけの文章です。

何度もお伝えしていますが、私はこのnoteを読んでいただきたくて、インスタを始めました。もっと言えばこのnoteを読んでいただくために、粘土という目につくものをオマケに付けたのです。私にとって一番大切なのは、いつでも文章です。子どもの頃から、心のうちを文章にすることで自分を保ってきました。でも日記は続いた試しがありません。それはきっと単なる独り言だったからです。独り言は自分の気持ちを多少整理することができたとしても、真ん中で発しているのはいつも自分。戻ってくる所も自分。もっと客観視して自分と向き合わないと、私はこの状態から抜け出せないのではないか。そう思いました。いえ、そんな格好いい理由は置いといて、私は結局、誰かと繋がっていたかったのです。誰かに向けて話をしたかったのです。そこでサ活をnoteに書くことにしました。

人に悩んで苦しんでも、結局自分を救ってくれたのは人でした。

顔の見えないサウナーたちが、私のような暗くて失敗ばかりの人間を、それでもいいんだと励まし続けてくれました。フォロワーの数だけじゃありません。毎回つけてくれている「いいね」や「スキ」。閲覧数。どの記事が読まれているかを見ると、文章の長さに関係なく、私の心の中を吐露しているものほど何度も読まれていることがわかります。あぁ、そうか。私のままでいいんだ。そう思い直す。そしてまたサウナに行く。

サウナに行って3セットするから「ととのう」訳じゃなく、記事を書いて読んでもらう。そしてまた記事を書くという、何層にも重なった人の優しさで私はととのっていったのです。そしてこうして、チャンスをいただくことができました。プロになりたい、評価されたいという個人的な夢にしがみついていた頃には決して手に入らなかったものが、ふわっと思いもよらないところから舞い降りてきた感じです。涙が出るほど嬉しかったのは、人に感謝する気持ちが持てるようになったから。何かのコンクールで受賞者が「みなさんのおかげです」というたびに、綺麗事を言っていると思ってきました。でも今なら私も言えます。「みなさんのおかげで私は記事を書き続けることができました。皆さんのおかげでこうして生きています」と。


今日も青空です。

青空が気持ちいいと思えるようになったら、鬱はだいぶ治っていると聞いたことがあります。でも今日見える青空は昨日もありました。きっと明日も。今日という日はおそらく私にとって特別な日ではありますが、それもまたすぐに日常に戻っていきます。長く生きていれば、いいことも悪いことも交互にやってくると知っていますから。でもどんな日も、頭の上にある青空は同じはず。

ブランコのように強くこげば、前に大きく振られて、後ろにも大きく振られる。私はずっとその揺れが気持ち悪くて怖くて、なるべく揺らさないようにしていました。穏やかな日常を過ごしたい。傷つきたくない。そう願っていた・・・つもりでした。

でもフォロワーさんたちに言われて気がつきました。サチコの長所は行動力だと。そう言えばこれまでやらないで後悔したことは殆どなく、やってしまって後悔することばかり。私はちっとも穏やかな日常なんか求めてなかった(笑

結局私はいつも地面を強く蹴り上げて、大きく揺れてきたんです。だからこそ今回も違う景色が目の前に現れてくれた。いつもならそのことに一喜一憂していました。でも今回は違う。ブランコに乗っていい風を感じています。青空が気持ちいい。そう思えるようになったのは、皆さんがいてくれたから。

またとりとめもなく書きました。これだけインスタやnoteで宣伝しておいて、実際読んだら期待はずれ・・・なんてガッカリされないように、次の記事もそろそろ書き始めなきゃ。


ありがとう。



サウナのサチコ



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