サチコのことわざウナ② 「ヌシの一声」
こんばんは。
サウナのサチコです。
昨日から始まりました、サチコのことわざウナ。2回目の今夜は、
「ヌシの一声」
元のことわざは勿論、「鶴の一声」ですね。
「多くの人の意見、議論を押さえつける、権力者の一言」という意味です。これをサウナでは、「ヌシの一声」と言います(今夜もきっぱり!)
つまりこれ↓
ちょっとそこのあんた、サウナで寝るんじゃないよ! つまらないねこのテレビ。番組替えるように誰か言ってきてよ!
古めの女性サウナに結構いる、主(ヌシ)と言われるご婦人。彼女の一言で、すべてが決まります。
ただ、マナー違反のサウナーに喝を入れてくれる、貴重な人でもあります。
私はあまりお会いしたことはないですが、たまにこの人かなぁと思うことはあります。決め手となるポイントは、威圧感のある佇まいと、知り合いが多いわりに、皆、挨拶だけしかしないということ(笑
私の職場にも、つい最近までヌシがいました。彼女が声をあげると、その場がシーンとなります。この1、2年で新人が増え、ヌシの注意する機会は益々増えました。が、それに比例するかのように、ヌシの居場所はみるみる小さくなっていったのです。
この春に退職するはずが、「もう疲れちゃった」と言って2月に辞めてしまいました。ヌシがいなくなった職場はすぐにいつもの通りに、いえむしろ穏やかな雰囲気に変わりました。でも私はすごく寂しかった。仕事ができなくて何度も同じ質問をする私に、ヌシは何度でも丁寧に説明してくれました。注意するときは怖いけれど、教えてくれるときはとても優しいんです。
ヌシはこうでなくちゃ(笑)
サウナにも、職場にも、いろんな人がいる。
それが楽しいと思うサチコです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
明日も「サチコのことわざウナ」で、お待ちしています。
サウナのサチコより