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実家暮らしをしながら母を罵倒し続ける娘と、母の間に起きていた本当のこととは?


おはようございます。
〜俯瞰体験がもたらす自由〜
小川幸子です。



俯瞰体験コラム#8


70代女性Y様の事例です。


↓↓↓


「現在、
 末娘(40代)と2人暮らしです。


 末娘は心身の不調を理由に
 勤めていた職場を辞めた後、
 2年ほど無職の状態です。


 会社員時代に婚活もしていましたが、
 最近はしておらず、
 お付き合いしている人もいません。


 本人なりに進みたい気持ちはあるようですが
 思い通りにならず、
 ことあるごとに私に対して爆発します。


 ”私は苦しむために
 生まれてきたようなものだ”


 ”こうなったのはお母さんのせいだ!”


 そんな風に、
 すべての責任を私になすりつけてくるので、
 その度に口論となっています。


 精一杯のことをしてきたのに、
 こちらに対する感謝が微塵も無く、
 望み通りじゃない部分ばかりを
 攻撃し続ける末娘に疲れ果てています。


 ”体が痛い”と訴えるので、
 専門家に末娘の体のケアをお願いしましたが
 根本的には変わっていません。


 本当は末娘の心のケアを
 誰かにお願いしたいと思い、
 いろいろ探していた際に、
 知人からの紹介で小川さんを知り、
 先に私が受けさせていただくことにしました。


 早く実家を出て自立してほしいのに
 いつまでもこの調子の末娘との関りを俯瞰して
 少しでもこの状況を変えていきたいです」



《セッション前のY様の思い》


セッション前のY様は、

「末娘と一緒にいるのがしんどい」

「いつも同じ口論になるから
 言い返すのも疲れた」

「私のせいじゃないのに!」

「どうしたら自分で
 気付いてくれるだろうか?」

と思われていたそうです。



そんなY様の現状を俯瞰すると…


※配置はクライアント様自身がおこないます


実際に起きていたこと。


それは、


Y様自身も自覚できない無意識の深い領域では、
目の前の末娘さんと全く同じように、
両親を恨んで呪い続けているY様自身が
今なお存在していた
ということでした。


つまり、
Y様自身の両親に対する未完了が
そのまま娘さんに引き継がれていた
のです。


ですが、
Y様の場合は恨みをガソリンにして、
苦しささえもバネにして、
”絶対に見返してやる!と、
社会的成功やステータスを追い求める生き方が
癖になっていました。


それが当たり前になっていたため、
苦しみや怒りに蓋をして耐えることさえも
”こんなにもスゴイ自分”に置き換わり、
本当は疲れ果てていたのに、
そこから降りられなくなっていたのです。



ご両親共に既に他界していたY様にとっては、


「自分がこんなにも過去にこだわっていたことに
 今まで全く気付いていなかったです。


 振り返ってみると、
 私の両親もまたその両親(祖父母)に対して、
 恨みを抱いて感謝していなかった。


 私はそんなことはないと思っていたけど、
 同じになっていたんですね」


と、たいへん驚かれていました。


また、


「今、両親に対する想いを
 こうやって話していると涙が出てきます。


 こんなにも蓋をしていた自分に気付けたこと、


 自分では思ってもみない所で
 人生を左右されていたことに気付けたこと、
 本当に良かったです」


と「俯瞰の世界」が教えてくれた
これからの指針を受け取っていかれました。



これまでに多数の親子関係の問題について
そこで起きていることの本質を
「俯瞰の世界」から眺める機会をいただきました。


その中で、
これはもう認めざるを得ないと
私が感じている親子間の法則があります。


それは、


「親の未完了の問題は子供に引き継がれる」


ということ。


そしてそれは、
親が悪いのでもなく
子供が悪いのでもない

ということ。


「誰かが悪い」
「誰かのせい」
「誰かに責任を取ってほしい」
という姿勢そのものが、


自分の人生の責任を
放棄することに繋がり、
自覚なく問題を悪化させ、
苦しみのループから出られなくなる
こと。


今その人自身に起きていることは、
自分が向き合うこととして受け入れ、
事実を認めて完了していくことが、
その人自身のしあわせと
周りの人たちのしあわせを広げていく
こと。


そんな話をより深く掘り下げて、
今執筆している本にまとめています。


想像以上に時間がかかっておりますが、
出版完了の際にはこちらでも
皆さんにお知らせしますね。


※俯瞰とは?

 人は誰でも
 今までの自分目線で物事を見ています。

 たとえば、

 「こうなったのはコレが原因だ」

 「こうすればこうなるはずだ!」等

 無意識にそう考えながら
 生きているものです。


 でも、
 それはあくまで主観的な世界です。


 実際の事実の世界とは
 かけ離れていることが多々あります。 


俯瞰とは、
起きている事実を客観的に
観察認識することです。


 それはつまり、
 自分目線から抜け出して、
 まるで上空から鳥の目線で
 世界を見るような体験です。


 そしてそれが、


 「本当に起きていることは
  どういうことなのか?」


 を知ることになり、


 思い込みに近い古い自分の捉われから
 抜け出すキッカケとなります。


 それによって
 人が自由になっていきます。


【俯瞰体験セッション】
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