見出し画像

Awesome! x 外資系日用消費財メーカー営業エリアリーダー様向けワークショップレポート : ストレングスリーダーシップワークショップ@オンラインセッション

2020年12月上旬、外資系日用消費財メーカー営業エリアリーダー様向けにカスタマイズ版のワークショップ「ストレングスリーダーシップワークショップ」をオンラインにて提供させていただきました。

はじめに

2020年2月に対面ワークショップを提供させていただいた企業様から、「エリアリーダーになったメンバーも自分の強みをもっと活かしてエリアをまとめていってほしいと思っている」というお話をいただきました。
クリフトンストレングス®は、資質を知り強みへと引き上げることによる個人のパフォーマンスアップや、組織の協働力アップだけでなく、チームをまとめていく立場のリーダーやマネージャーが自分のリーダーシップスタイルを客観的に理解し、実践していくためのヒントを得るのに最強のツールです。

8月に外資系メーカーのプロジェクトリーダー向けに提供させていただいたものをぎゅっと凝縮して、1時間半のコンパクトワークショップを提供させていただきました(その時のレポートはこちらです)。

私が考えるリーダー・リーダーシップについて

かねてからクリフトンストレングス®とリーダーシップを融合したコンテンツを作って提供したいと思っていたこともあり、リーダーシップに関わる本を読んだり、セミナーを受講したりしていました。そこから得た知識と、これまでの自分の経験を融合した結果、今、私が考えるリーダーやリーダーシップはこういったところです。
こういう考えのもとに、コンテンツを作り、提供させていただきました。

● リーダーシップは人間関係。一方通行ではなく相互的なもの。
● フォロワーがいてこそ初めてリーダーになれる。
肩書き・ヒエラルキーでなれるものではない
● 自分にも相手にも「謙虚」「誠実」「努力」が大切
● リーダー・リーダーシップに正解や成功の条件はない。
● 「リーダーシップはアート」経験を積むことでリーダーシップは
身につけられる
● 優れたリーダー ≠ 万能なリーダー
● 優れたリーダーの唯一の共通点は自分の強みを正しく理解し、
活かしているということ

参考文献・セミナー:
● リーダーシップ THINKERS50 プレジデント社

● ストレングスリーダーシップ 日本経済新聞社

● ハーバードビジネスレビューリーダーシップの教科書 ダイアモンド社

(ハーバードビジネスレビューの記事はいつも新たな角度からの視点と発見をくれるので、日常的に目を通しています。以下を参照ください)

● 兵庫県 中堅女性社員リーダー育成研修キャリアとネットワークづくり「リーダーとしてのチーム・マネジメント」

ワークショップ概要

新たなエリアを任されたリーダーの方2名とチーム全体を統括しているマネージャーの方1名の計3名を対象とした今回のセッション。社内でもリーダーについての一連の研修を受けられている中ということだったので、社内研修ではあまり触れることのない、リーダーとしての概念的な部分と資質を通して自分の行動を振り返る部分をつなげて、実践に移して行けるような内容にさせていただきました。

● クライアント:外資系日用消費財メーカー 営業チームエリアリーダー・マネージャー
● 参加者数:3名
● 場所・形態:Teamsオンライン
● 所要時間:1.5時間
● 内容:事前課題、ワークショップ
● ワークショップ詳細:優れたリーダー像についてブレインストーミングした後、5Eリーダーシップ理論とストレングスリーダーシップの要素をもとに、具体例を交えながら優れたリーダーについて体系的に理解。その後、自分の資質をもとに、「自分だけのストレングスリーダーシップ」を実践していくための行動計画を作成。
● 目的:リーダーシップに必要な要素を知り、クリフトンストレングス®を通して、自分の資質を理解し、活かすヒントをつかみ、自分らしいリーダーシップを発見する

参加者の声

1.今回のワークショップを通して、新たに得た学びや発見、自分の中での変化などあれば教えてください

5Eリーダーシップ理論と組み合わせることで、リーダーとしてのアクションプランが明確になると気づきました
最高のチームが万能であることが大切で、一人が万能である必要はない。それぞれの強みを活かして結果、強いチームを作ればいいということが発見できた
フォロワーが上司に求めている4つの要素をまず念頭に置いてアクションを起こして行こうと意識が変わりました

2.リーダーとしての強み化計画を一つ教えてください

着想を使って、新しいプランが組織の未来にどうつながっているかを、見えないつながりを説明することで、ビジョン化していく
自分の内省の資質を、自分の考えだけに使うのでなく、他からのインプットも取り入れて考え、またそれをアウトプットにつなげていく
自分の着想や運命志向・収集心・内省で、自分のビジョンを頭で考えることはできるが、説明がくどくなってしまったり、ぼやっとしてしまうことがあるので、言語化・可視化できるようにする

最後に

リーダーシップについての書籍や研修は数えきれないほどあります。わたし自身もそのたびに、試してみては長く続かなかったことが多々ありました。そんな中、一番自分らしくリーダーシップを発揮できた方法が、クリフトンストレングス®を意識したやり方でした。
そして、これをコンテンツ化するためにリーダーシップに関わる書籍を読み、わかったことは「リーダーシップに答えはなく、あるのは、いかに自分らしくあり、自分の持つ資質を理解し、相手のニーズを理解し、努力し続けるかである」ということでした。
リーダーとしての必要となる要素と、フォロワーのニーズを、自分の上位資質からどう日々の行動に落とし込んでいくかを整理していくことで、自分がリーダーとしてできていることや努力しないといけないところが明確になり、行動に落とし込んでいくヒントを見つけていただけたと思います。
継続して、強みを活かしたリーダーとして行動に移していくためには、自分の強みの使い方だけではなく、フォロワーであるチームメンバーの資質や違う資質を持つからこそ、生じる誤解や活かしあえるポイントの理解が不可欠だと思います。
2021年は、継続して強みを活かしたリーダーシップを発揮していくための実践的なコンテンツを企画して、提供していきたいと思っています。
完成したら、ホームページで紹介する予定ですので、よかったらチェックしてみてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?