橋本京明先生の占い講座について、残念なお知らせ
本当に残念です。
今年より、橋本京明先生が占い講座の募集を最後にするそうで、とても残念に思っています。四柱推命、九星気学、家相風水、断易、顔相コースなど京明先生の占いに関する深い知識を享受できる機会がなくなるのは本当に残念なことです。
そもそもここ3〜4年くらいと短い間でしか占いの授業はされていないかと思います。その間に四柱推命と九星気学コースは受けましたが、家相・風水、顔相、断易コースなどは受講しそびれてしまい、無理してでも受けておけば良かったと今頃後悔しています。
現役の鑑定士・京明先生から占術を学べるのは、それくらい価値があることでした。長期に渡り鑑定をされていて、YouTube、執筆、メディア出演等でいくら忙しくても月に20日は個人鑑定をされているとおっしゃていました。世の占い師の中で誰よりも多くの個人鑑定をされているかもしれません。その豊富な知識と鑑定データをお持ちの京明先生に占いを教えてもらえるわけですから、レベルも高いですし、知識が深い。そして、占いが当たります。
今日は、過去に京明先生の占い講座を受講した時の事を書きたいと思います。
授業について
私は、2021年に九星気学、2022年に四柱推命の講座を受講しました。授業は全てオンラインでした。生徒は、ひとクラス20人くらいだったでしょうか、ZOOMでみなさんカメラオンで行われました。
申し込み、振り込みをしてからテキストが送られてきました。九星気学は、2期生でした。テキストは、まだ冊子にはなっておらず数十ページに及ぶ印刷されたものでした。四柱推命は、4期生で冊子になったテキストと数十ページに及ぶ印刷物が送られてきました。
九星気学の授業は、毎月の第3火曜日19時から、四柱推命は水曜日の19時から2時間〜2時間半行われていました。どちらも1年間で全12回+補講がスケジュールされていました。
授業は、基本的にはテキストベースで進められました。時々、事例を取り上げながら説明され、時にホワイトボードに書き込まれながら進みました。また、テキストに書かれていない占術内容も多く、先生の口伝として教えていただきました。口頭で読み上げるのを必死にノートに書き取ったのを覚えています。この口伝の内容は、先生が占いの先人たちから受け継いだものや、個人鑑定による先生独自のデータによるものでとても貴重な内容でした。もはや、授業の半分は、この口伝によるパートで占められていたように思います。
質問は、オンラインということもあって挙手スタンプで質問希望の意思表示をし、先生の話の区切りの良いタイミングで質問したい方の名前を呼んでくくださっていました。質問には必ず答える姿勢で一人一人丁寧に回答されていたのを覚えています。また、占いとは関係のない事でも答えてくださっていました。
陰陽道、神道、仏教の作法の話も多く、祝詞、真言、家相・風水、霊の対処方法なども教えてくださいました。生徒に絡んだ軽い雑談もたくさんあって楽しかったです。
授業のレベルは本当に高いです。最初は、難しすぎて習っていることがどこに繋がるのかわからないため、受け身で聞いているだけでした。だんだんとわかってくるようになると、習った基礎がどのように実践と応用に繋がるのかがみえてくるので、人を鑑定することの面白さみたいなものが伝わってくる、そんな授業でした。
京明先生は、鑑定士というよりも学者・研究者に近い方だと思いました。過去の先人たちの占いの書物もたくさん読まれていますし、膨大な数の相談者の鑑定をされていてそのデータを残されているようです。命式にこれがみられる方はこうと結論付ける場合は、何人中、何人くらいにこの結果が出ているという割合をきちんと算出した上で発言されていました。
謙虚な方なので自身の知識や能力をひけらかすこともないですし、自分を大きく見せるパフォーマンスをすることもしないですし、自分について多くを語りすぎることもしないので、周囲にはその凄さがわかりづらいのですが、そういう姿勢を含めて本当に凄い方だと思います。
そんな京明先生から占術を教えてもらえる機会が今年で最後になるとは、本当に残念です。何年か時間を置いて、また授業を再開してくださることを願っています。