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娼婦の本棚

やはり最近の自分は病んでいるのかな
響く言葉がみんな‥‥

個人的にも世界が平気でないことには同意します。
でも、平気じゃなくなることなんて
ありえないとも思っています。
危ういファンタジーでとりあえず
「平気」になることはあまりに危なっかしいけれど、
それ以外の「平気」は見当がつきません。
だって娼婦になってみれば、見えるように、
この世はあまりに欺瞞と矛盾に満ちています。
中略
そもそも誰も平気じゃないのだから、
一回でも「平気」になった彼女たちは
賢い上に幸福であるような気もします。
誰も平気じゃないこの滑稽な世界で、
一瞬でも平気になる瞬間を、
私としては、愛したいとも思うのです



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