田舎暮らしと外飯のススメ
田舎暮らしに憧れていると言う方は多い。
皆さんにとって「田舎暮らし」の定義とは?
田舎暮らしとは
田舎暮らしと言ってもどんなものだろう。
山間の街に住むこと。
人口が少ない町に住むこと。
のんびり家庭菜園をやりたい。
人と関わらないで暮らす。
人それぞれだと思う。
私は初め、単に田舎の街で暮らしたかった。
以前書いたのだが、田舎暮らしに憧れて、図書館で「田舎暮らしの本」と言う雑誌を熟読していた。
今となれば、人がそこそこ少なくて、外観はログハウスで電気も水道もあって…要するに田舎っぽい環境が良かっただけだった。
いざ田舎に住んでみると、買い物出来るお店が遠い。
冬になると家から出るのが大変なくらい雪が降る(積もる)。
等、意外と暮らしにくい笑
本来はそれが田舎暮らしというものだ。
しかし私は、札幌中央区で生まれ育ったから、無い物ねだりだった。
実際暮らしやすい田舎なんてない。
バスは1時間に1本。
スーパーまで歩いたら2時間。
UberEATSなんて全く配達圏外。
pizzaが食べたいけど、配達もしてくれなきゃお店もない(›´ω`‹ )
薬局も病院もない。
こんな田舎、北海道ならざらにある。
過疎が進んで学校すらないことだってある。
そこで移住者を募っても、長く住んでくれる人はなかなかいないだろう。
最近でこそネット通販があるので、少しはマシになった。
私は宅急便を運んでくれる猫の常連だ。
黒い猫さんは仲良しだ。
昔ここに移住した時にはあった保育所もいつの間にかなくなってしまった。
少子化が原因だと思う。
保育所がなくなれば、益々子供がいて働きたい夫婦の移住は見込めない。
こうやって悪循環を生んでいる。
ただ、悪い事ばかりではない。
外飯のススメ
私は「外飯」が大好きなのだ。
海を見ながらパンをかじるのも、コンビニ弁当を買って、近くの公園のベンチで食べるのもいい。
おにぎりをこさえてリュックに入れ、近くの山を散策して、適当に疲れたら岩に腰掛けて食べるのもいい。
外で食べると何でも美味しく感じた。
ここで私は気付いた。
キャンプをやればいいんじゃないか!
しかしまだ時代は女性の1人キャンプは認知されていなかった。
今から20年も前の話だ。
その後、10年以上経過してやっと私はキャンプを趣味とする。
そこで初めて田舎暮らしで良かったと思えるようになる。
それはまた後に書きたいと思う。