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泣くことへの恥ずかしさ

私は森山直太朗さんが好きです。

森山直太朗×カロリーメイト『「さくら」を贈るプロジェクト』で、福岡県の高校の卒業生を送る会に、サプライズでリモート出演したドキュメンタリー映像を観ました。

🌸森山直太朗さんのYouTube オフィシャルサイトから観れます。

“さくら”の楽曲の素晴らしさ、卒業生の嬉しそうな笑顔、体育館に舞う紙桜、大村先生の最後の涙、実行委員長の”できないことから、新たな事を生み出す事を感じられた”と言う言葉。 

この映像を観て、私は、夜中子供達が寝静まった部屋で、こっそり涙を流しました。


海外に来て思うこと。それは、子供達の学校関係の行事で、心を揺さぶられるほどの感動を味わう事がないことです。入学式もなければ、卒業式はあっても、ラフすぎです。アメリカでの息子の小学校の卒業式は、学区の中学校で行われました。一人ずつ卒業証書はもらいましたが、人気のある子は”ヒュー”と口笛をならされたり、厳かさは全くのゼロ。歌も歌いましたが、先生が楽譜を譜面台から落としたのか、譜面台が外れて落ちたのか、”ガッシャーン”となるわで、まあ適当なんです。私達保護者が涙を流すタイミングがないわけです。


日本の節目を大切にする文化は、今までを振り返り、感謝し、そして、これからをどう生きるか、を考えるきっかけを作ってくれるものだと思います。しかし、正直を言うと、私はそれがとても苦手です。節目には大抵、感動や感謝、また悲しみなど、感情を揺さぶられることが起こります。そして、特に涙を流すことを恥ずかしく感じてしまうのです。

みなさんはいかがですか?

自分の感情を素直に出す事ができますか?映画を見て感動した時、人前で泣けますか?親友や恋人、両親と離れる時に泣けますか?つい我慢してしまいませんか?

アメリカ人、ヨーロッパ人、もちろん、皆が皆ではありませんが、悲しい時は、ぼろぼろ涙を流し、怒っている時は腕組みをし怒りを表現します。感謝はハグして伝えてきます。我慢はきっとしてないと思います。そのくせ、その場限りの事が多く、次回会った時はあっけらかんとしているのです。

アメリカ人、ヨーロッパ人の様に、思い切り感情表現ができたら、きっと楽なんじゃないかな、と思います。

周りを気にせずに泣きたい。人目を気にすることなんかない。自分に素直に生きよう。










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どんちゃん
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