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鹿児島の神の湯「紫尾温泉」は知る人ぞ知る名湯

21歳まで鹿児島で育った私ですが、もうすっかり関東で暮らす年月のほうが長くなってしまいました。

最近では冠婚葬祭でしか、なかなか帰省できず、いつもバタバタと過ごすのですが、今回はひとり暮らししている84歳の母とゆっくり過ごすことにしました。
同じく関東に住んでいる弟も同時期に帰省しており、それならば!と鹿児島の温泉に1泊する計画を立てました。

鹿児島の有名どころの温泉といえば
山の方は霧島温泉、海の方で指宿温泉(いぶすきおんせん)があるのですが、鹿児島全体で、温泉はどこにでも吹き出ています。どこもかしこも温泉がたくさんある中、選んだところは

(紫尾温泉)→シビオンセン


10年ほど前に帰省した時、たまたま行ったことがあり、そのトロンとしたお湯が忘れられず、その時泊まったお宿に又お世話になることにしました。

紫尾温泉は、さつま町にあり、鹿児島県の北の方です。鹿児島県人にも、あまり知られてないかもしれません。

市内からは、車で1時間半くらいのとこにあります。

行く途中、
紫尾の(田の神様)がありました。

鹿児島弁で、(たのかんさぁ)といいます。

田の神とは田を守り稲作の豊穣をもたらす神のことです。
ウムウム、たのかんさぁ、、、紫尾の田のかんさぁは、下を向いているような気がします。
田んぼが青々としていますね。豊作祈ります。


紫尾温泉は、神の湯といわれています。公共の温泉場もあります。毎日地元の方が入りに来られるようです。
実は紫尾温泉のお湯は紫尾神社の本殿の下から湧いているらしく、それはそれは縁起の良いお湯です。歴史は600年以上あるとのこと。
お参りしました。

宿泊先は紫尾荘。

小さなお宿ですが
3人で泊まったので、大きなお部屋に案内いただきました。

チェックインして、ちょっとお布団に横たわったので、若干乱れたお写真ですが、最初はピシッと整えられていました。あしからず。

真っ先にお風呂です。
熱いお湯と、ぬる湯があるのですが、どちらも源泉かけ流しです。

トロトロっとしたアルカリ性単純硫黄泉です。

さて!お楽しみはこれからだっ。

夕食のメニューです。
私たちは、
(50歳以上限定、のんびり癒しのいい旅シニアの旅♪量より質!語らいの大人旅)というプランにしたのですが?

けっこうな量のメニューです。
前菜とお造りもすべて美味しい!!特にカンパチのお刺身は絶品でした。
蟹足のフライにヤマメの塩焼き
これがお刺身何ですが、いつも母は、芋焼酎は飲み飽きているので、日本酒を!
猪のぼたん鍋。優しいお味です。
蟹のグラタン!この時点からお腹がだいぶいっぱいになったのですが、


鹿児島県産黒毛和牛しゃぶしゃぶが!豪華すぎて、しかも旨すぎました。

デザートです。

シニアのプランでしたが、
充分すぎる量で、しかも全部美味しかったので、完食してしまいました。

ここ、「しび荘」は、
露天風呂があるのですが、1つしかないので札をかけて貸しきりにするシステムです。
翌朝、ぜいたくにひとりで、貸切り露天風呂を堪能しました。

もう、どんどんお湯があふれでていて

本当に気持ちがいいんです。
この下は川です。

1泊でしたが、ゆっくり3泊くらいしたいっ。くらいの宿です。

朝ごはんもペロリ。

温泉に入るとお腹も空きますよね。

日本、あちこちに、名旅館、名温泉ありますが、
私はここ、「しび荘」が大好きです。


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