直島に行ってみよう②(2018年の旅)
「直島」は3年に1度の瀬戸内国際芸術祭では中心となるアートの島であります。
えっ、なになに??ナオシマ??ヒロシマの間違いじゃない??
と思っていたナオシーマに向かいますよ。
ホテルでガッツリ朝ごはんをすませて
岡山駅東口のバス停へ。宇野港行の特急バスがあります!
(JRでも宇野駅まで行けますがバスは1時間に2本と比較的本数があるのでバスが便利かな?)
ちなみに片道650円です。(2018年当時)
このバスカラフル~ーー✨
メキシコのバスみたいです。
約1時間で宇野港着です。
宇野港からは四国汽船のフェリー直島行(高速船もあり)が運航しています。片道290円(2018年当時)
宇野港から直島までは約20分で到着です。
港に着くと
いきなり
草間彌生ワールドです。赤いカボチャ。
わたし、実は草間彌生さんが大好きで、東京にある草間彌生美術館にも行きました。
https://yayoikusamamuseum.jp/
↑こちらもかなり草間わーるどにどっぷりですので、ぜひ推薦したい東京の美術館です。
私が草間彌生さんを好きなのは、まだ人種差別や女性差別があったろう時代に果敢にジェンダーと闘い、描かずにはいられなかった希望を絵から感じるからです。
そして「女」だから、というよりも人としての、怖さや業や欲望、そういうものを共感できるからかもしれません。
やはり!ドット。
そして、かぼちゃ。
↑↑↑
↑こちらは東京の草間彌生美術館の作品です。あしからず、
直島はレンタカーがなくても、島を巡るシャトルバスがあるので便利です。(バスの時刻などはお調べくださいませ)
これ又、草間彌生ワールドのバスでベネッセハウスミュージアムへ向かいました。
ベネッセといえば!!
『しまじろう!』
私事ではありますが、うちの娘たち二人、小学生の頃、入会グッズ欲しさに入りたい!!と駄々をこねて(こどもチャレンジという通信教育)母としては子どもたちの性格わかっていたので「ちゃんと通信教育の課題やるんだったらいいけど、2か月放置したらソッコーやめるからねー!!」と言ってたら
案の定!!
2か月でおまけ欲しさで、提出物はなにもしなくなったのでやめちゃいました。ベネッセさん、ごめんなさい。
(いろんなお勉強課題を送り添削してもらうシステム)なんですが揃いも揃って、うちの子たちには向いてなかったようです。(笑)
まー、そんな昔話は置いといて。
島にはあらゆるところに、ビックリするようなオブジェがポン、!と何気なく存在しています。
こちらもつい!
油断して逆光だからと海側に寄って、写真とか撮ろうものなら
海に落ちます。油断しちゃダメ!
そして、ぼんやり港の方まで歩いていく突如、肉まん現れるので!油断しちゃダメ!!!
本当に油断ならない島です。
こんな風に、世の中は何が起こるかわからない的な、《何か》に遭遇してしまいます。直島恐るべし。
それにしても、とても穏やかな瀬戸内海と対照的な
なんじゃこりゃー!の作品とのギャップがおもしろいと思います。
そして、自然と一体化した、アレコレ(テーマもちゃんとしてるんですよ。)こんな風に海と空の中にオブジェが佇む世界観。
デカイ!
現代アート大好きな方はすごく楽しめると思います!
わたしも好きなほうですが、いろんな発想にビックリで新しい視点が生まれるかもですよね。
自分だけの思い込み、こうじゃないとならない!という自分だけの都合、、そういうものが見事ひっくり返るような面白さもあると思います。
アート探しの島巡りは楽しく日帰り直島。でしたが
何もなければ観光という意味ではお客様が来ないような自然豊かなのんびりとした島が、今や観光で落としていくお金はものすごい経済効果に、なっているのではないでしょうか?
もっと静かに暮らしたかったー!
と思っている島の人もいらっしゃるのだろうなぁ。
ただ、島で育った若者たちが
ゲストハウスを作ったりと島から出なくても商売としてやっていける可能性が出てきたというところでは少し希望なのかな?
瀬戸内海唯一儲かっている小島かもしれません。→イヤらしいいい方ですが。。。
壁に電話。
シャッターにバス停。
紹介しきれないくらいのアートが島中にあるのです。
アートな島ではなく、
島自体が
『アート』
そして何より感動したのが、島に住んでいるのであろう高齢(70代以上かも)の方が、外国の観光客に片言の英語で道案内されていたこと。
いやー!負けてはいられない!!
まだまだ飲んべえの旅はつづく。