焦る旅する飲んべえ
パスポートを更新して、まだ1度も海外に行ってないです。なぜかコロナ禍の2020年に更新したので、もう10年期限の半分近く、まっさらな状態で放置しているわけであります。
いえね、
そうはいっても、チョー円安で海外の方はどんどんいらっしゃり、日本を楽しんでます。世界いろんなところから来るゲストとお話していると、旅に出ているような気もしてきます。日本は食べ物が美味しいし、安いし、安全だし、街もきれい。本当に誇れることだと思います。
そして、妄想旅計画で航空会社の旅程を組んでみたりしていますが、燃油サーチャージの高さに、思わず!
「燃油サーチャージ代で!海外格安チケット買えるわ!!」とムカついたりもしています。でもしかし、
健康年齢を考えるとウカウカしてはいられません。
自分の国内旅を思い返してみても、そんなに歩き回る旅は、もうできません。こりゃ!急がなくては!と焦るばかりなんです。
それでも行ったところの無い所へ旅したい私は、池袋から山手線で3つ目の駒込駅へと降り立ちました。
まず向かったのは、
『六義園』(りくぎえん)
元々は徳川時代の大名庭園だったのですが明治時代に三菱財閥の岩崎弥太郎さんの別邸となり現在は東京都の管理になっていて四季の花々が楽しめます。
しかし秋の入口のこの季節は、けっこう地味な庭園に
映りました。
紅葉の季節は見映えがするかと思います。
外国の方もたくさんいらっしゃいました。都心なのに静かで、茶屋もあるので庭園を眺めながら、休憩も出来ます。
六義園のすぐ近くにある《東洋文庫ミュージアム》に寄ってみます。
今でも貴重な東洋の書物や、収集家が世界で買い付けた書物の展示がされています。
中でも『モリソン書庫』は、圧巻です。
天井までぎっしりと、本本本!
三菱財閥の当主が、モリソンさんのコレクションを購入して、それらがズラリと展示されています。どんな本なのかは良くわかりませんが、、東アジアに関する文献だそう。
いまでも今でも語り継がれている本がこうして、世界から旅してやってきたことを思うと感慨深いです。
インターネットの時代ですが、書いたものは、こうしてずっと残るのですね。
そう思うと、昔は、写真もプリントしてアルバムに貼っていて実家にたくさんありました。
今はスマホの中か?見やしないメモリーカードに保存されているだけです。
残るということでは、
書いたものや、プリントしたものが長く残るのかもしれません。
マルコ・ポーロになった気分で、ミュージアムを出て、
考えることといえば、
「酒、飲もう!」です。
近くに小さなブルワリーがあるのを発見し、入ってみることにしました。
日ノモトブルーイングさん、
HINOMOTO BREWING
良いとこ見つけちゃった!!Instagramのサイトですが、気になる方は、ぜひ行ってみてください。
駒込駅前の、桜のポスト。
なぜ?桜??
と思って調べたら、
桜の《ソメイヨシノ》は、ここ豊島区の駒込で、品種改良して生まれたらしいです。
駒込のJR駅の発車メロディは、
「さくらさくら」なんです。
今回の小さな旅
初めての駒込旅はこんな感じで楽しめました。
椎名町から近場の散歩でございました。