見出し画像

津軽海峡夏景色

ねぶたの興奮が覚めやらぬ朝、
私はホテルをチェックアウトし、大雨の中青森駅へと向かいました。
泊まったホテルからは駅までアーケードになっていたのでそんなに濡れずに済みました。

そして、向かった先は、、、、、

駅前の「長尾中華そば」

なんと!朝7時から開店しているのです。

青森名物『津軽ラーメン』
私はずいぶん昔、28年ほど前、3週間ほど家族でキャンプしながらの東北旅をしたことがあるのですが、その時食べた青森の「まるかいラーメン」の煮干しの味わいが今でも記憶に残っています。
この日は駅前の『長尾中華そば』さんに伺いました。

青森駅に着いた昨日、行ってみたのですが、1時間待ちということで断念。お店の大将が「朝だったら大丈夫!」と言ってくださったので、朝ラーを体験です。
あー!朝ビールやればよかったと、今さらながら後悔だわっ
フムフム煮干しラーメンを美味しく食べる極意を見ながら
麺は半分にしていただきました。そうそう!煮干しの濃い味が少し酸味を感じるようなスープ!私好みなんです。

これで青森でラーメンを食べるミッションも終了です。朝っぱらからですけど。

当初の私のスケジュールは

朝、青森を出ると夜に新潟までたどりつく計画。

こんな感じで、新潟で日本酒を浴びまくって帰途につくつもりでしたが、どうやら羽越本線は大雨予報。遅延すると夜までに新潟までたどり着かない。
途中で止まったりするのは怖いし、ローカル線のアクセスも悪しです。
考え抜いて!、、、、、、


海を渡ってしまうことにしました。

駅からはねぶたん号で青森港まで行くことにします。


青森=函館間を安く移動したい場合はフェリーです。
青春18きっぷは、新幹線は使えないのでその間は別料金になってしまいます。
青森~函館間を青春18きっぷ北海道新幹線オプション券で移動する方法もあるのですが、津軽海峡を船で渡ることを選択しました。



津軽海峡フェリーターミナルまでは青森駅から約15分。

バスの発着所に貼ってあったポスター!
ドキドキ!キタキタ!!
このポスターを見たとき、思い出したんです。

そうだ!
私はいつも旅に出る前、旅に出た後、


ドキドキ!


キタキター!


と心からワクワクすることを。


予測不能で明日何があるのかわからない、そんな生き方にいつもなってしまうけど、生き抜いて、生き抜いて、
踏まれても生き抜く雑草なんだよ。私は!(言い方が大げさすぎだけどさ。)

ねぶたの余韻を引きずっています
事前に申し込むと割引もあるようですが、直前でしたので、大人1名正規料金です。私が乗船するのはブルールミナスです。
※画像はホームページからお借りしました。2020年に就航された新しいフェリーです。


青森港のフェリー待合所も広くてとてもキレイです。


気になるのはこの大雨。フェリーは揺れないだろうか?と少し心配です。
空港のようなボーディングゲートで、このまま船に乗り込めるようになっていました。ワクワク。


ホテルのロビーのようなフロント。お2階は料金が高い個室になります。


くつろげそう
わたしは個室ではなく一般客室です。こんな風にレディースルームもあるんですね。
飲み物や、食べ物の自販機も充実していました。
電子レンジがたくさん並んでいるので自販機の冷凍食品はここでチンするようです。


キッズルームもあるので、お子さま連れも、お金さえ出せば遊び放題のようです。
1回くらいは買ってあげてもね!ガチャガチャは親の敵(ばあばの敵)


シャワールームもありました。
私は海を見たかったので、窓側の席を確保して、ゆったり海を眺めることにします。


朝、出港の時は大雨で甲板には出られなかったのですが、函館に近付いていくうちにどんどん晴れてきました。


おー!風がとても気持ちいいです。


スマホが飛んでいきそうなので、あまり手すりの方には近付けません。


なんという青空なんでしょう!
ハレオンナじゃけん

これまで、2回ほど新潟から小樽までの新日本海フェリーを利用したこともあるのですが、青森から函館は3時間40分。これはこれで、ちょうどいい船旅気分を味わえました。しかもほとんど揺れなかったのにはびっくり。快適に過ごせました。

函館に到着しました。

函館はうん10年昔に新婚旅行で来た以来です。(北海道を巡った記憶)
遠い昔過ぎて、まったく覚えていませんが、もちろん北海道新幹線は開通していない時代です。

出航の時は大雨で、全体が見られなかったんだけど大きい船なのね。


ハートの中に入れる気がしません。


(白い恋人)というフレーズを見て、あー、、ここは北海道なのだということを実感しました。

なんとまぁ。東京から青春18きっぷと船で、北海道まで来てしまいました。

函館駅までのシャトルバスに乗ってみました。


津軽海峡を渡って函館へやってきちゃいました。


                  つづく。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?