日本も海外も地方が熱い!
最近は海外旅もなかなか行けなくなっていますが、過去の旅では圧倒的に楽しかったのは首都ではなく、地方都市でした。
観光地ではないけど、地元の人たちが良く訪れるところがおもしろく、イタリア、ソレントから船で行ったプローチダ島などは、全く世界でも知られていない島。
日本でいうと、和歌山の雑賀崎。
今や、
各国の首都は訪れることが多いけど、注目すべきは
(地方都市)
だと思うんですよね。
確かに行きづらい、というデメリットはあります。
フランスとかだと、パリ、タイだとバンコク、韓国だとソウル、だいたい海外に行くと、首都だけで終わってしまう可能性も大なんです。
今回、鹿児島に帰省したので、市内ではなく熊本県に泊まってみることにしました。九州の温泉地の有名どころとしては大分の別府温泉、湯布院、鹿児島だと指宿温泉、霧島温泉などがありますが、初めて聞いた名前の温泉地は「湯の鶴温泉」
熊本県水俣市から、山に向かって20分ほどです。
今回宿泊したのは、
「鶴水荘」つるみそうさん
この湯の鶴温泉、新海誠監督の(スズメの戸締まり)映画でロケ地になったところとか。廃墟の温泉街というとこなのですが、実際に温泉宿は4件だけになってしまったとか。
このお宿、露天風呂を含めたお風呂が6つあり、すべて貸切風呂になっています。
貸切風呂は、空いていたら鍵を閉めて利用できます。
お湯がとにかく、素晴らしいです。露天風呂は少し寒いのですが夜空に星が綺麗に見えます。
そして、お料理がまたまた!感動です。
美味しすぎて、ご飯もおかわりしてしまいました。
(棚田のお米!絶品)
朝ごはんもカンペキでした。
宿泊者もリピーターが多いのも納得です。ただ私たちが泊まった部屋は冷蔵庫が付いてないお部屋でした。ただ窓の外にビール缶を置いて置いたら外の寒さで冷え冷えになっていました。冷蔵庫があるお部屋もあるそうなので、予約されるときは確認してください。
有名どころの温泉地と比べると、華やかさはないですが、温泉も食事も云うこと無し!です。
こんなお宿が、長く続いてくれることを願います。ご家族で経営されているようでした。水俣市は、海の幸も山の幸にも恵まれているので、次回は、長島や天草などもからめて、湯の鶴温泉に又訪れたいと思っています。
おいしい食べ物と温泉で、ゆっくり過ごせた鹿児島の帰省でした。良いお宿を探し出した喜びもありましたので、(見つけ出す)旅を、今後も続けていきたい旅する飲んべえです。