「新しい普通」を決めようとするのをやめてから
落合陽一さんのnote、すてきな文章でした。
(本文引用)
群れないし、「新しい普通」を決めないけど、離れて輝く星のような関係性で星座が作られる、そして時代ができるみたいなことなんだと思う。
いい文章。
2018-2019年の2年間は、わたしにとっては「新しい普通」をつくろうとするのをやめた年だったなあ、と、思い返していた。
10年前くらいは「これをあたりまえにしなきゃ」という気概があった。そういうモデルがないと抜け出せないほど、過去の価値観や旧来体制は重かったんだと思う。
過去の価値観が強ければ、それをくつがえす代名詞となるような存在やロールモデルは必要だ。たとえば「イクメン」という言葉がこの日本に必要だったように。たしかに「イクジョ」なんて言葉はない。イクメンという言葉自体が過去の価値観に沿っているワードだけど、過去の価値観に沿わせなければ伝えたい人に伝わらなかったはずだ。そしてそのモデルがもたらした恩恵は数しれずあると思う。だから、わたしは「新しい普通」をつくりたいと思っていた。
新しい普通がもたらす閉塞感
でも、この数年、違和感を感じていた。「新しい普通」を決めようとすることそのものに、またあらたな権力や固定概念が生まれるような、ふしぎな感じがしていた。
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