見出し画像

2020年10月6日、7日 ステロイド治療開始前の歯科、眼科検診

〜自己免疫性肝炎・原発性胆汁性胆管炎と暮らす のんびり主婦ブログ〜

前回の記事にも書きましたが、自己免疫性肝炎の治療にはステロイドを使用します。ただし、ステロイドは副作用が多く、キツイ薬のため、治療開始前に事前に体の状態を調べることになりました。

今回は、歯科検診と眼科検診です。

10月6日 歯科検診

歯科検診は地元の病院を予約し、検診を受けます。

歯医者さんは、苦手です。虫歯を削られ、神経に触るのではないかと冷や冷やドキドキする感じ。体中に力が入り、恐怖に耐えなければならない感じ。

これまで神経に触ったことはないのですが、それでも恐怖感はぬぐえません。

歯科検診が決まり、なんとなく鏡で歯をチェックしていると、1箇所、黒っぽく色が変わっているところを発見。一気に不安が増します。

やだなぁ。。。

10月6日、10:30の診察です。病院を訪れると、診察中の方1名と待合に1名いらっしゃいました。

15分ほど待つと名前を呼ばれ、中に入ります。

診察の椅子に座り、先生に事情をお伝えします。

・肝臓に自己免疫疾患が見つかった
・ステロイド治療を始めるかもしれないため、事前の検診を受けたい
・歯が黒っぽく色が変わっているところがあるので、診ていただきたい

口の中を診ていただき、黒っぽくなっている部分を説明します。

「あ〜、ここね。ちょっと黒くなってるね〜。一回レントゲン撮ってみましょうか。」

別室に移動し、レントゲンを撮影します。最近は、レントゲンの写真をタブレットで見せてもらえるのですね。初めて知りました・・・

レントゲン写真を見ると、黒くなっている部分は既に治療済みで、詰め物がされていました。詰め物と自分の歯との境目が黒く見えるだけで、虫歯ではないとのこと。

やったー!!

ホッとしました 笑。

全ての歯を見ていただきましたが、特には問題はありませんでした。ほんと、良かったです。

最後に、ステロイド治療開始後は虫歯や歯周病になりやすくなることをご説明いただきました。歯磨きは、力を入れすぎず丁寧に磨くよう、ご指導いただきました。

ステロイド治療開始後の定期検診は、3ヶ月毎になりました。

こちらの歯医者さんは小児歯科もされていて、先生はとても穏やかでお優しい感じの方です。ステロイド治療開始後のご心配もしていただき、とても嬉しかったです。

10月7日 眼科検診(大学病院)

続まして、眼科検診です。大学病院内の眼科にて検診を受けます。

9:00の診察です。

8:30に受付を済ませ、眼科受付へ移動。受付番号を提出します。

眼科の受診は初めてだったため、問診票を記入し提出します。

しばらくすると、名前が呼ばれ、視力検査と眼圧検査を行います。

その後、診察室前で順番待ちをしていると、壁面に「眼科医の人数が減ったため、連携医療機関へご紹介をさせて頂く場合がございます。」との掲示がありました。今の眼科医の人数では回しきれなくなったのかな?眼科医って、全国的に少なくなってきているのかな?

しばらくすると、番号が呼ばれ診察室に入ります。

「ステロイド治療開始予定なんですね。いつから?」

「消化器内科での次回の診察は20日ですが、治療開始についてはまだ決まっていません。」

「そう。じゃ、眼、見せてください。」

チラッと診ていただき「それでは、検査始めていきますので、診察室前でお待ちください。」

とにかくお忙しそう。どうやら、今日の眼科の診察はこの先生お一人で診察されているみたい。パッと見たところ、患者さんは30〜40名くらいいるけど・・・ すごい状況やなぁ。。。

診察室前で待っていると、名前を呼ばれます。看護師さんから「瞳孔を開く目薬をさしますね。」と言われ、両目に点眼してもらいます。

「15分後にもう一度こちらの部屋へお越しください。」

だんだん視界がぼやけてきました。15分たったところで、名前を呼ばれ暗室に通されます。

機械に顔を載せると、視界の先には白い十字マークが見えます。その周辺に赤いラインが縦、横に現れ、動いています。これは、何の検査だったんだろう?

この検査が終わると、再び診察室前で待ちます。

診察室前にはいろんな方がいらっしゃいます。この日はお年を召された方が多かったかな。

改めて、番号が呼ばれ、診察室に入ります。

「ちょっと眼圧高めだけど、ギリギリ大丈夫な数値ですね。では、眼、見せてください。」

機械に顔を載せると、眼球スレスレに何やら器具が置かれます。一瞬、怖くて目を閉じてしまいます。

「はい、怖がらない。眼、開けてくださ〜い。」

いやいや。怖いよー 涙、涙、涙。

明らかに、先生はイライラされてるご様子。

外の看護師さんに向かって、「もう、座っててもらっていいから!!」と先生が怒鳴るような声を発します。何やら、患者さんの順番待ちで揉めていたよう。なんか、いろいろ大変だ。。。

「はい、いいですよ。きっと、今後も経過をみて欲しい、ってことだと思うので・・・ じゃ、次回の診察いつにしましょうか。」

次回予約をとっていただき、診察が終わりましたが、最後に一つ質問を。

「ステロイドの治療が始まったら、自分で何か気をつけないといけないことはありますか?」

「無い。 無い。 無いですね。」

はい。わかりました。

とにかく、お忙しそうでした。。。 先生のお体、大丈夫でしょうか。。。

これで、ステロイド治療開始前の検査は全て終了です。

あとは、ステロイド治療自体を開始するかどうか、決めなければなりません。

むずかしいなぁ。。。

瞳孔を開く点眼をしていることをすっかり忘れて、普段通りに病院を出たところで、太陽にやられます。

うぉっっ!! 眩しすぎて目が開けられねぇぜぇーー

いいなと思ったら応援しよう!