
2020年9月29日 肝生検結果報告
〜自己免疫性肝炎・原発性胆汁性胆管炎と暮らす のんびり主婦ブログ〜
9月29日、いよいよ肝生検の結果を聞く日です。
この日も心配してくれた主人が同行してくれました。
特に緊張することもなく、いつも通りの感じで病院に向かいます。
9:00からの診察でしたが、受付を8:30に済ませ、待ち時間を院内のカフェで過ごします。
9:00前に消化器内科の受付前へ移動。順番を待ちます。
今回は、9:00ぴったりに番号を呼ばれ、主人と診察室へ入ります。
「黄疸出ていませんか?」と、先生にまず聞かれました。
「いえ、出ていません。」
「そうですか。」
いよいよ、肝生検の結果を聞きます。
・自己免疫性肝炎と原発性胆汁性胆管炎が確認された
・10箇所の結節が確認された
・肝臓の硬さは、4段階のうちの2段階目。(4段階目が肝硬変)
そっか〜。そうきたか〜。
ちょっと頭がボーッとしてきました。
続いて、今後の治療についての話に移ります。
・原発性胆汁性胆管炎については、今服用しているウルソが効いていると思われる。
・自己免疫性肝炎の治療は、ステロイド(プレドニン)を服用する。
・ステロイド(プレドニン)の導入量の基準は(体重×0.6mg/日)以上。血液検査の肝機能数値が下がってきたら徐々に減薬していく。最終的に、維持量を数年(2年以上)から生涯続けなければならない。ただし、数年でやめても、再燃(一時的または長い期間引き続いて軽快または消失していた疾病が、再び悪化または出現してくること。)する事が多い。
・ステロイド(プレドニン)の投与量を判断する基準が、血液検査の肝機能の数値になるのだが、私の場合、肝生検を受けたときの血液検査でそれらの数値が基準値内の結果が出ているため、そこまで大量のステロイドを服用する必要はない。投与量は(体重×0.5mg/日)からの開始で対応可能。また、入院せず通院で対応できる。
ステロイドに抵抗があったので、う〜ん・・・ と悩んでいると、先生がもう一つの方法をご提案くださいました。
・今、血液検査の結果が良いのでステロイド治療はせず、数値が上がったときにステロイド治療を開始する。ただし、その時はステロイドの量は増えることになる。(おそらく入院での対応)
う〜ん・・・ 難しい。。。 わからん。。。
「通院でステロイド治療を行った場合、日常生活は送れますか?」との質問には「少しだるくなると思いますが、大丈夫ですよ。」との回答。
いや〜、でも悩むな〜。
血液検査の結果が良かったので、そこまで判断を急ぐ必要もないとのこと。まずは、ステロイド治療を開始する前の胃の検査、眼の検査をしましょう、ということになりました。さらに、胃の検査と合わせて、改めて採血も行うことに。
その後、次回の診察までにステロイド治療を開始するのか、開始しないのかを自分で決めなければなりません。
ひょえ〜。 困ったなぁ・・・。
今、このブログを書きながら思い出したのですが、ちょうど1年前はラグビーワールドカップで日本中、いや世界中が盛り上がってましたよね。私たち夫婦は、いくつかの会場で実際に観戦しました。もう、めちゃくちゃ興奮しましたよー。
そこから1年経った今、世界中でコロナのパンデミックが発生し、私はというと会社を辞め、病気が発覚しました。
皆さんそうだと思うのですが、3ヶ月先のことも、3日後のことも、ともすれば明日のこともわからない時代ですよね。
自分のこと、きちんと考える時期なのかもしれないな〜、と思った次第です。。。