摂食障害になったきっかけ

うつを発症して、しばらくすると、つわりのように何食べても気持ちが悪く、おなかが空いても食べると胃の不快感で吐き気をもよおし、我慢できずトイレに駆け込む日が続きました。

小さい頃から、好き嫌いが激しく、というか、ほとんど好きな食べ物がなく、嫌いな食べ物を食べると嘔吐し発熱してしまう特異体質で、小学4年生くらいまで続いていたのです。
なので、体調不良の時は、必ず吐き気や嘔吐はワンセットでした。

なので、うつの症状がひどくなるにつれ、食欲も減り、なんとか食べても、嘔吐してしまうため、だんだん食べることが怖くなり、体重減少に。
親や元ダンナから、こんなに痩せてしまってきてるので、今のうちに再入院した方がいいとなって、入院しました。

入院初日に、摂食障害で入院していた女の子3人が私の元に来て、私たちも摂食障害で入院してるんだと自己紹介をうけました。
私の中ではまだうつの延長で入院したと思っていたのであまりピンとこなかったのですが、仲良くさせてもらうことにしました。
3人からは摂食障害の症状、痩せるためにどうしているか、低カロリーな食事などの話を聞いているうちに、私も普通の食事を食べることでスマートになった自分が元に戻るのは嫌だと思うようになり、そしてそこから摂食障害の沼にはまっていきました。

なので、体重を減らしたい、痩せた体重を1gも太りたくないという思いよりも、いかに細身の服装を着こなせられるかが、私の主眼でした。
当時のユニクロで子どもサイズの150を着こなす、これが私のアイデンティティみたくなっていきました。

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