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noteは文章力で売れてる人と、●●で売れてる人がいる(ぽい)

文章力ある人が多いといわれるnote。
では、noteで売れている人が果たしてクリエイターとしての文章力で売れているのか、売れてる理由は何なのか、という好奇心で、人気noterさんの記事を読ませてもらってます。それなりに時間はかかりますが、わかってくることがたくさんあって、面白いです。

大きく2つにわけると、純粋に文章で売れる人と、そうでない人がいるなあ、という印象。

前者は、noteで頭角を現したぽい人もいれば、note以外ですでに知名度がある方もいる、そして文章力・創作力が問われる部門で創作大賞を取るような方。昨年の小説部門の創作大賞なんかは、もう「圧巻」の一言でした。文章力という点では、各段にレベルが違いました。

では、文章力以外で売れている方は、なんで売れているのか。

「仕掛けづくり」だと思いました。そういう方の記事は、読者心理を巧妙について、続きが読みたい! マガジンやスクールなら参加したい! と読者に思わせる仕掛けづくりが、格段にうまいと思いました。


具体的に言うと。


SEO対策も頑張っているnoteだけど、習慣的に定期的にnoteを読むのは、やっぱりnoter

お金を出すほど、確実でコアなnoterのニーズは「有料noteを売りたい」

となると、購買意欲を掻き立てる題材は「どうやったら有料noteが売れるか」「どうしたら有料化できるだけの文章をかけるか」等になる。このテーマが有料noteに圧倒的に多い。

こういう読者心理をつかんで、その仕掛けを記事に巧妙に組み込める人も、人気があるようです。(もちろん、組み込めるくらいの文章力は必要ですが)

これは、noteの土壌はクリエイターの「卵」である、ということに端を発しています。例えば今の私のアカウントで、直木賞バリの小説を載せても、ほぼ確実に埋もれます。だからまずはそこを頭一つ飛び抜けるメソッドを、お金を払ってでも、欲しくなる、という仕掛け。

どうしたら売れるか、を鋭角につきつめる能力がある人なら、「何を書きたいか、どう表現するか」よりも、「何が読まれるか」にシフトしていくのは、当然なのかもしれません。

俳優が演技力だけで売れるわけではありません。事務所のプロデュースという売れる仕掛けづくりが必要。珠玉混合の記事に埋もれている時点では、純粋な文章力よりも仕掛けづくりがまずもって必要になります。そのテクニックを巧妙に文章化して仕掛けづくりができる人が売れる。これは職人的な文章力でではなく、ビジネスで求められる力です。


そして、こちらの手法のほうが、圧倒的に手っ取り早い。これらの方の初期からの変化をみると、意外と早い時点で、こちらに舵を切っているようです。同じ人の記事を初期からずっと追っていると、読者心理ならぬ、書き手心理みたいなものが、見えてきます。

比べて、文章力やオリジナルコンテンツで人気になっているnoterさんは、売れるようになるまで、もう少し時間がかかっているようです。たぶん、コツコツと積み上げる時間が、圧倒的に長い。さらに、「爆発的」人気のnoterさんは、仕掛けじゃないほう、文章やオリジナルコンテンツで人気になっているnoterさんに多い印象を受けました。


1.仕掛けづくりで人気
(特徴)
収益化が早い
人気者になっている人は多い
文章力よりビジネススキル
発信が有料note攻略
他者でも再現性がある

2.文章力、オリジナルコンテンツで人気
(特徴)
収益化が遅い
爆発的人気
1に比べて人数は少ない
圧巻の文章力とコンテンツ力
他者に再現性がない


こうやって、人気noterさんに勉強させてもらっていると、自分はどっちがやりたいのかな? と、考えさせられます。そして、2でやりたい人が、1で走ってしばらくすると、書く気が失せるようです。そんな経年変化もみえてきました。


試行錯誤は続きます。




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