沖縄北部はオウ体験ができる場所
ずっと気になっていた近所の丘、
乙羽岳森林公園に歩いて行ってきました。
歩いて行く人なんて皆無のようで。
沖縄あるある、歩道がジャングル化。
道すがらすれ違う車から、何この子。なんでこんなとこ歩いてんの。大丈夫?みたいな視線がバンバンきました。
でも、車道から山道に入ると、すっと空気が変わりました。森に入ると、そこの空気感が一気に変わる現象。いわゆる森林浴。こういう自然のパワーが最近足りとらん!と思って行ってきました。
頂上につくと、沖縄北部のやんばるの森や離島が一気に見渡せる絶景でした。この日は曇っていたけれど、快晴だったらもっと爽快な景色だろうなぁと思います。
こういう自然のパワーに触れたり、絶景を前にしたときに人が受ける良質な影響をオウ体験(原語は「オウ効果」)と言って、その効果は科学的に証明されています。簡単に言うと、自分をちっぽけに感じることによって、自然の流れに身を委ねることの賢明さを肌で感じ取り、視野が広がり、視座が高まる効果です。
私自身、この効果はだいぶ日常的に意識するようになりました。物事の判断に行き詰まったり、何か問題が起きたときに、あえてその問題だけの狭い視点を外して、オウ体験で得る視野にまで広げると、その問題が解決するわけではないですが、こういう認知、解釈、対処をすれば、物事が自然の流れに沿うんだろう、なんかうまく運ぶんだろうと言う事はだいぶ見えるようになりました。実質の利益損失とかではなく、もっと大きな視野で。