Sachiの本棚:発達障害にクスリはいらない
常に何かしら読みたい本があります。そしてこらえ性がありません。
読んだ内容を忘れてる
そして、一番イタイことに、ものすごく忘れます。
内容に感動して、夫に物知り顔で話した1年後、同じ内容がまた違う本にも書かれている所に感動して夫に話して、「それ去年話してたよ」と突っ込まれたりします。
響いてるし、刺さるのにな・・・(遠い目)
発達障害グレーゾーン、という括りに自分も当てはまるのだと感じてから、
いろんな本を読んできましたが、忘れていることが多いので、備忘録代わりに書いていこうと思います。
この本を読んだきっかけ
先日診ていただいたストレスクリニックの先生に、まず栄養を吸収できる体にすることが何よりも先決ですと言われた事に驚くやら納得するやら。
帰って来てamazonで調べまくっていたらこの本がお勧めに出てきました。
月間セールなのかな?
2020年10月7日現在Kindleなら定価の半額以下で読めます。
で買ってみたんですが、私の知りたいことにどストライクでした。
著者は二人、
内山葉子氏が北九州で開業医をされてるお医者様、
国光美佳氏が食に関するNPOの代表をされている方
のようです。
目次抜粋してみます。
第1章 誤解だらけの発達障害
第2章 発達障害の本当の治し方
第3章 クスリなしで改善!発達障害の事例紹介
第4章 今日からできる 発達障害の改善に役立つレシピ集
第5章 もっと詳しく知りたい人へ~発達障害の成り立ちとメカニズム解説
読もうと思う決め手になった見出しがあります。
それは第1章の6項目目。
発達障害の本質は『代謝障害』
ちょっと待ってこれ世の中の老若男女すべての人が知るべきじゃない?
ストラテラとか飲む前にこれ読んでたら発達検査に何か月も待ったり1年間の通院に費やしたお金使ったりしなくて済んだんじゃない?
っていうか、この見出しだけでもう大体どうすればいいか方向性が見えるんじゃない?
と思いながらポチッとしました。
発達障害が増えている、その背景
自分が発達障害じゃないかと悩んでいる人はどんどん増えている気がします。まわりでも「あ、この人、もしかして?」と思ったり。
一方で荒っぽい言い方をする専門家は発達障害なんてものは存在しないといいます。
みんな何かしらつらい思いをしているんだよ
と言って片付けてしまう専門家をテレビなどで見るたび「じゃあこの生きづらさはどうしたらいいのよ。それが当たり前なんだから抱えて生きろってか。しんどいって言ってる人にがんばれって追い詰めるのかよ」とずーんと重たい気持ちになっていましたが、この本は悩む前にできることがあることを示してくれました。
できることがあるってすごい希望です。
それが自分にとって効果がなかったとしても、あきらめて歩みを止めてしまうよりはるかにマシです。
参考までに、消化酵素は英語で言うとDigestive Enzyme
乳酸菌はLactobacillis(Lactobacilliの複数形)
ビフィズス菌はBifidobacteria
です。腸がきちんと消化しないとせっかく食べたものも飲んだサプリも体が栄養として消化し取り込むことができないという、クリニックで言われた事と同じことが書かれていました。
どこまで内容を書いていいのか難しいところですが、これ一冊あれば具体的に身体によくない、発達障害にも悪い影響を与える原因がどのようなものなのかがわかります。
運動療法もしたほうがいいと思いますが、ぜひ身体の内側からも。
そしてこれは読んでおいて損はない本です。
これで改善する人多いのではと思います。
とくに自分や家族の発達障害を疑っている方、受診を迷っている方、発達検査待ちの方(今でもおそらく半年くらい待ちますよね?)にぜひ読んでいただきたいです。私も先日iherbで注文したサプリが届いて、消化酵素と乳酸菌を飲んでいます。今のところ物忘れや頭の中の思考のとっちらかりに変化はない気がしますが、まだ始めたばかり。
身体にとって悪いものではないので、気長に続けていきます。
この本、個人的にKindleと本(人に貸せる用)両方で持っていたいので、いずれ紙の本も買おうと思います。
いろいろ読んできたので、そのうち読まなくてもいいと思った本リストでも公開しようかな。
鉄不足だから鉄を!と謳ってる本も読んだし、カスケード法とかいうのも試してみました。でも正直、私の場合は体の不調は変わらなかったし、サプリ代がかさむ割に体調は変わらずでした。それもそのはず、一生懸命サプリで栄養を入れても、腸の状態が悪くて分解できないんじゃまったく効果ないうえに、それを処理する腎臓やら肝臓にも負担かかってるはずです。
私の身体ごめんよ。こんなだけど健康に楽しく生きていけるように励むからさ。
自分の脳が今までと違う、という違和感に焦りを感じ始めてから11年。
発達障害という言葉を知り、自分の状態がかなり当てはまると気付いたのが6年前。発達検査を受けてストラテラお試し宣言をしたのが2018年の11月。ストラテラでも特に問題解決した気がしなくてお試し終了→通院も不要といわれたのが去年の11月。
それがこの3か月でとうとう核心に触れてきた気がします。
まだ発達障害についての経験は続きますので、関心を持ってくださる方がおられたら、その方の参考になれば幸いです。