オーディンスフィアプレイ日記①(グウェンドリンの章)

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十三機兵防衛圏があまりに面白かったので、同じヴァニラウェアの作品「オーディンスフィア レイヴスラシル」を遊んでみることにしました。
恥ずかしながら、実はヴァニラウェアのこと、今までまったく知らなかったのです。十三機兵関連の記事やインタビューを見ていると、とても評判が良く評価が高い。"ヴァニラめし"なんて言葉も初めて知りました。確かに十三機兵に出てきた焼きそばパンにクレープやら焼きとり串などなど、すごく美味しそうだった。
十三機兵を作った会社の出してるゲームなんだから絶対面白いでしょ、という圧倒的信頼感と期待を胸に抱きつつ、なぜオーディンスフィアを選んだのかというと、北欧神話の世界観がモチーフというところに惹かれたからです。ヴァルキリープロファイルがね、とても好きなので…。あとキャラクター達がとても可愛かったから。あの柔らかい雰囲気のイラストがとても好きです。
前置きが長くなりました。
今これを書いている時点で実はコルネリウスの章まで進んでいるのですが、たぶん各主人公ごとに感想を書いていったほうがまとまりがいいかなと思ったので、今回はグウェンドリンのストーリー「ワルキューレ」のことを書いていきます。

なるべく事前情報を入れずにまっさらな状態で進めたかったので、公式サイトを薄目で見つつメインキャラクターの見た目とCVのみ確認して始めました。
そんなわけなので、このゲームは主人公のグウェンドリンとともにストーリーを進めていくうちに、他のキャラクター達が仲間になっていく物語なのだと思っていました。だから出会って早々戦うことになるなんて思わなかった。
北欧神話というと、神々と巨人族の戦いというイメージがあるんですが、オーディンスフィアの世界は少し違うみたい。グウェンドリンの父オーダインは魔王と呼ばれ、結晶炉コルドロンを巡って妖精の国と戦争をしている。種族というよりは国同士で争っている感じなのかな。そして主人公グウェンドリンは、ワルキューレとして戦いに身を投じる。

ストーリーを確認すると、なんとなく見覚えのある図が…。

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十三機兵はある程度自由に主人公を選んでストーリーを進められたけど、オーディンスフィアは各主人公を順番に進めていく感じなのかな…?
今見ているグウェンドリンの話の前にも、かなり別のストーリーがあるようなのがとても気になる。
「ワルキューレ」は結末こそハッピーエンドだったけど、オズワルドがなぜあんなにもグウェンドリンに惹かれていたのか、彼の生い立ちのことも分からないままだし、途中で戦ったベルベットやメルセデスのこともよく分からないままだった。このあたりはきっとそれぞれが主人公の物語で明らかになるのかなぁ。そういえばコルネリウスは出てこなかったな…?

ストーリーの感想なんですが、とにかく出てくる男達に終始イライラしていました。
魔王オーダインにブリガン将軍に炎の国の王…。どいつもこいつも身勝手で、特にオーダインはグウェンドリンを突き放し傷つけるようなことばかりする。グウェンドリンはこんなにも国のことを、父のことを想っているのに…。酷い。というかグウェンドリンが健気で優しくて良い子すぎる。幸せになってほしい…。
なので、途中でグウェンドリンが父に愛されたいという気持ちと決別して、父離れしていったのがとても良かった。健気で優しいうえに、強くて芯が通っている。かっこいい。
そういえば溶岩洞窟や死者の国にオズワルドを助けに行ったけど、オズワルドがヒロインに見えて仕方なかった。
オズワルドのことも気になるな…。彼のストーリーはどんな感じなんだろう。楽しみ。

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古城での二人のやり取りがとても好きです。
自分だけが一方的に愛していると思っているオズワルドと、その後の指環を巡ってグウェンドリンとすれ違ってしまう場面がしんどかった…。でも最後は本当にハッピーエンドで…良かったなぁ。
ただまだ物語の全体が見えていないので、素直にハッピーエンドだったと喜んで良いのだろうかという気持ちも若干ある。
主人公が変わって別の視点から物語を見ると、最初に見えたものがまた違って見えてきそうな気もします。どうなるんだろう。楽しみだなぁ。

バトルに関しては、横スクロールアクションが久しぶりで、これまたヴァルキリープロファイルを思い出してテンションが上がりました。
初っ端のチュートリアルでボタン操作の説明があって、正直そんな一気に色々言われても覚えきれん!!と思ったけど、序盤は□ボタン連打でもなんとかいけそうだったので大丈夫でした。
種を育てたり、ミックスというシステムも面白いですね。卵を育てて生まれたヒヨコに種を食べさせると、ニワトリになって卵を生んで、しかもそのニワトリを倒すと鶏肉が手に入るのも面白い。倒した瞬間にチキンになるの、シュールで何度見ても笑ってしまう。
シュールといえば、アイテムを購入したときに地面に投げ捨てられるのもなんか面白くて笑う。直接カバンには入れてくれないんだ?!まぁいいけど…笑
カバンも最初のうちはかなり枠が少なくて、すぐに埋まってしまうのが不安で仕方なかった。序盤は回復アイテムもそんなに使わないし、かといって捨てるのももったいない。カバンがヒールで埋まってしまう。どうしよう。そんな事を思っていたら、アイテムボックスが使えるようになり、ストーリーを進めるとカバンも大きくなったので良かった。

それにしても、オーディンスフィアは今までRPGをやってきた中で少しストレスだな…と感じていた部分が全く無くて素晴らしいと思いました。やっていてすごく楽しい。ダンジョンはマップを買えば全マップが解放されるし、アイテムの場所もわかる。取り方がわからない宝箱もない。隠し部屋のようなものはあるけど、ヒントがゲーム内で読めるし、それほど複雑でもない。
なにより、食事で経験値がもらえるというのがとても良かった。レベリングのためにダンジョンを周回して雑魚敵をひたすら倒す作業があまり好きではないので、これは本当に嬉しかったです。

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食事システム、とても良いですね。
これがあの"ヴァニラめし"!どれもとっても美味しそう…。
食事をするときのキャラの動作とか、食器の音とかも好きです。

そういえばキャラクターの動作も、十三機兵と似たものを感じられて嬉しかった。
同じ会社が作っているのでそれはそうなのですが、好きなものが変わらずにあるというのは嬉しいですね。表情とか、立っているときの動きとか、台詞の出かたとか。
こうなるとヴァニラウェアの他のゲームも気になってくる。また積みゲーが増えてしまうぞ…。んんん。

話が散らかってきたのでこのへんにしておきます。
グウェンドリンの章だけではまだ話の全体が見えないのでなんとも言えないのが正直なところです。ひとまずハッピーエンドだった、という感じ。とはいえ最後も悲しかったり切ない結末にはならないだろうとなんとなく思ってはいるのですが、どうでしょう…。

ツイートまとめも作ったので貼っておきます。

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