グリーンのあるキッチンの心地よさを色彩心理で説明する
キッチンにグリーンがあると心地いいですよね。そもそもグリーンがある部屋は心地いいでしょ?と思われるかもしれないですが、それだけではない理由があるのです。
グリーン=緑の補色は赤(正確には緑ではなく青緑)。
補色とは、色相環で見た反対側に位置する色で、お互いを補い合う色であります。
キッチンでは火を使うので、心理的に赤の要素があります。
そこに赤を補う緑を置くと、赤の強さが調和されて落ち着くと言われています。
特に赤は危険をイメージさせる色でもあるので(火、血、サイレン、闘争心などのイメージ)、緑の安心で癒されるイメージ(緑十字などの安全、植物や自然の平和・癒しなど)でバランスを取るのです。
身近なところで使われている色が、意図的に使われているケースも沢山あります。
こんなお話もたまにはしていきたいです。