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母の夢

疲れが取れない上に、夫の風邪をもらってしまったらしい。
夫はもう1週間以上ひどい風邪をひいていて(コロナ陰性でよかった)、義父が咳をし始めたので、次は娘と私だろうなぁと思っていたら案の定。
今朝目が覚めたら、娘も私も喉に違和感…夫の症状にそっくりだ。

今日はメルマガの発行日で、内容は頭にあったものの、きちんと文章にできていなかった。昨夜はすでに体調が悪くなり始めていたのかもしれない。内容を考えるだけで精いっぱいで、PCで作業をする前に寝落ちそうになって、諦めてベッドに入った。
今日は午前中に何とか文章を作って、配信の準備をしなければ…と思いながら、例によって2時間ごとに目が覚めては目を閉じることを繰り返していたら、母の夢を見た。

内容は全く覚えていないのだが、ふっと浮かび上がってくる断片的なイメージでは、母に何かをしてあげなくてはいけなかった気がする。何かを頼まれていたのだろうか。
実はその前の日も夢に母が出てきた。こんな頻繁に母が夢に出てくることはここ数年なかったので、なんだか気になる。
その話を娘にしたところ、なんと娘も昨夜、母の夢を見たそうだ。母が学校の先生になって出てきたらしい。そんな娘の部屋には、今でも幼い時に母からもらったぬいぐるみが飾ってある。

今月、母の十三回忌の法要がある。そのことが気になっているからなのだろうか。
よく言う『母が夢に出てきて、安心しなさい、とでも言うように微笑んでいたんです』みたいな感じではなくて、もう普通にバタバタとした日常の中で、違和感なく母がいた。久しぶりに母に会えてうれしいとか、そんな気持ちでもなく、ただ何となくソワソワした感じが残っていて、思い出せないのがもどかしい。

今夜寝たら、また出てきてくれるだろうか。ソワソワした感じは解決するだろうか。
母が亡くなってもうすぐ丸12年。そんなに経っても、しかも生前も私は結婚して家を出ていて、月に2度くらいしか会っていないのに、母の存在がこんなにも身近なのは不思議だ。
不思議だけれど、それが私たちの距離感なのかもしれない。今も私の生活の中に、当たり前に母がいる。

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