【3行日記】楽しみにしてもらえる喜び

主宰している3色パステルアート子ども教室の生徒さんのひとりが、右手首を骨折してしまって肘から手首までギプス固定している。

パステルを扱うと汚れるし、指先は使えるとのことだったけれどなかなか難しいのでは？と思った。ただ私の教室はアート教室だけれど、3色パステルアートはアートセラピーでもあり、おしゃべりをしたり、ご両親や先生に話しにくい相談事などを聞いたりと、サードプレイス的な役割もあっての時間なので、絵を描くのはお休みにして、おしゃべりだけするのはどうでしょう？と提案してみた。

すると、生徒さんは「絵を描きながらおしゃべりするのが楽しみだから、お休みしたくない」とのこと。実はその生徒さん、両手利きだそうで、左手でも十分描けたので問題なかったのだけれど、それはともかくとして、そんなに楽しみにしてくれているという気持ちが聞けて本当に嬉しかった。

信頼関係というものは一朝一夕で築けるものではなくて、距離も少しずつ近くなっていくものだとすると、このような言葉を聞けたことがある意味『合格』をもらったような気持ちになったのかもしれない。これからもコツコツと、信頼関係築いていこう。