数億円プロジェクトで得た「プロジェクト管理の極意」10選(前編)
てりたま先生の著作「会計士監査 現場の教科書」では、1章分まるまる「プロジェクトマネジメント」について書かれていました。
読みながら「コンプラにいたとき、プロジェクト管理を頑張っていたな~」と思い出したので、その経験を書きます。
てりたま先生の著作を読んでいない方は下記です↓
大変実務的でお勧めです!
BIG4で会計監査やJ-SOX前導入コンサルの時も、プロジェクト管理をしていましたが、外資系保険会社コンプラ部時代の大規模プロジェクトについて書きます。
数億円と巨額ですが関与人数も多かったです。ビジネスプロマネ代理の私が直接やりとりしていた人だけでも20人以上、プロジェクト全体では100人近い人が関与し、そのプロジェクト後のオペレーションは把握しきれない人数の方のお仕事に影響を与えているはずです。
試行錯誤する中で、つまりは失敗を重ね、プロジェクトメンバーから文句を言われる中で得た「極意」を共有したいと思います。
一緒にやったIT部門のプロジェクトマネジャーやITスタッフは昇進しているし、私も40人弱の部門で2人しかもらえないボーナスをもらったので、プロジェクトとしての評価は高かったはずです。
(コストはかなり予算オーバーしましたが💦詳細な金額は後述します。)
また前職の愚痴も入っておりますが、大変良い文化の会社で、スタッフなのに好き勝手やらせていただいていました。(営業は年功序列の要素がありますが、一方、私がいるバックオフィスは、下っ端でもまともなことを言えばきちんと聞いてもらえる文化でした。)
なお前職の情報が含まれるので、有料とさせていただきます。(この前編は5,700文字程度です。)
私が考える「プロジェクト管理の極意」10選のうち、下記5つをこの前編で書きます。(残りは後編で書きます。)
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