これが本当の One more time, One more chance
やさしいピアノソロ ヒット曲ではじめる!
初心者ピアノ 〜バラード人気曲〜
One more time, One more chance
山崎まさよし
作詞・作曲 山崎将義
朝から笑っている人。
はい。そうです。
まさかの連投です。笑
納得いかないと
こういうことになってしまうのです。
この曲のタイトルを真似ているわけでは
決してないけど
結果としてそうなってます。
何が気に食わないのか?
Take1
夕方に弾いたら音色が違いました。
情熱的とも言えます。
が、イメージはもう少し切なく
儚かったのです。
指の力が強すぎると判断し
翌日にリベンジします。
Take2
朝弾けば、いつもの音が出るはず。
朝は、指に力が入らない
耳が色んな音を聴いてない
朝弾くと音が違う理由は
「主にこの2つでは?」と分析しています。
(理由を突き止めるのが好き。笑)
儚い音を目指して
切なさを全面に
情熱的な雰囲気を減らすには
テンポを落とすことも
有効だと考えました。
オリジナルは
もう少しゆっくりなんです。
そこで、テンポを落とします。
テンポは主に左手が担います。
バンドでいくと
ドラムとベースが左手。
ギターとボーカルが右手かなと。
左手を効かして
テンポをキープします。
ところが
わたしの中では
もう少し速いテンポで
歌が流れているんですよね。
結果、
左手が右手を引っ張る。
歌が流れていかない。
そんな雰囲気になりました。
それを
《やるせなさ》と捉えることもできますが
コメント欄でいただいた
会いたい気持ちが強い時と、
あきらめが強い時はどちらが切ないかなあ。
というひと言に
『あきらめきれない切なさ』
という感情が湧きました。
あきらめきれない方が
切ないかもしれない。
あきらめきれないけど
切なく聴こえるにはどうしたらいい?
その音を表現する方法を考えます。
テンポは少し速い方がいい。
わたしの中では元々この歌は
もう少し速く流れています。
そこに乗った方が
弾いててピアノを歌わせることができます。
そして
速い方がより情熱的で
あきらめていない心情を
表すことができるでしょう。
でも音はTake2で。
音は切なく弾きます。
指の力は抜いて
特に、左手を響かせないで。
あと、2.4拍が親指のせいか
音が大きくなりがちなので
そこを抑えて弾きたい。
サビで3回くり返すところは
歌詞がなくてピアノだけだと
弾いていても飽きるし、聴いてても飽きるので
2回目のサビを大きめに弾きます。
ちょうど
言えなかった「好き」という言葉も
にあたる部分なので、そこを大きく。
そして、3回目のサビの最後は
終わりを予感できるように
左手の音を減らしてみました。
音が少ない方が
切なさや儚さが出しやすいので。
オリジナルを何度か聴いて
腑に落ちなかった最後の和音の弾き方を確認。
これはギターでポロンと弾いていたので
それをイメージして
弾く間際に一瞬、間を作ってみました。
以前はこうやって
少しずつ曲を作り上げて
さらにノーミスを狙って
弾いていたんだなぁと懐かしく思いながら…
胃の調子がここ数日良くないので
これ以上突き詰めるのは止めておきます。笑
そうやって突き詰めていくと
ピアノで歌うことを忘れていってしまうので
だから初回の音が
一番歌えていていいんだと
Take3を聴きながら改めて思った次第です。
そうは言いながら
何回聴いても聞き流せるので
それなりのクオリティには
作りこめたんだと思っています。
切なさも儚さも
あきらめの気持ちも
まずは曲が流れていかないことには
聴いていられないので。
BGMとしては及第点かなと。
あきらめきれない気持ちを表現できたか?は
聴いてくれた方の今日の心情にお任せをして。
全ての音源を
笑いながら聴き比べてくれる人のために
Take1、Take2も貼っておきます。笑
Take1 『情熱的な逢いたい気持ち』
Take2 『もう逢えないことを諦めている切なさ』
よかったら週末
ゆっくり聴き比べてみてくださいね。
地震の話も耳にしています。
どうか少しでも
穏やかな気持ちで過ごせますように。
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