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ご挨拶 // キセキ1
はじめまして。
幸紗チサ(さちさちさ)です。ご訪問ありがとうございます!
この記事は、こちらのマガジンの記事です。
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自己紹介
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私は1979年生まれ、38歳で右乳がんの告知を受けた、AYA世代(15~39歳)がん経験者です。ステージ1で、2018年に部分切除を行い、現在はホルモン療法を受けています。
がんに罹った2018年当初は会社員でした。その後、病気をきっかけに医療の世界に興味を持ち、2023年に社会福祉士の資格を取りました。現在、新人医療ソーシャルワーカー(MSW)として、日々奮闘中です。
この度、朝日新聞さまに私のAYAがん体験を掲載させていただく機会がありました。これをきっかけに、私はこのnoteマガジン「AYAがんのキセキ」を書き始めることにしました。
朝日新聞さまの記事に関わらせていただくことで文章を書く楽しさを知り、もっと書いてみたいと考えるようになりました。素晴らしい機会をいただき、誠にありがとうございます。
「AYAがんのキセキ」とは
![](https://assets.st-note.com/img/1676978118673-tOyAhkA08E.jpg?width=1200)
このマガジンの記事は、朝日新聞さまに掲載された記事を、さらに細かく分解し、深掘りしたものです。
私ががんの告知を受けたとき、一番勇気づけられたのは、困難の中でもその人らしい生活を送っているがん患者さんのブログでした。それらを読みながら、私もいつかこうした文章を書きたいと思っていました。
そのため、このnoteも、日常生活、心温まる経験談、また私自身の内面の変化に焦点を当てています。がんに関する医学的な内容や、治療の記録がメインではないため、ご想像される「がん闘病記」とはイメージが違うかもしれません。
38年間劣等感に支配され、生きることに無気力だった私。そんな私が、突然がんの告知を受け、命に関わる可能性のある病気と直面し、自分の残り時間と向き合うことになります。それがきっかけとなり、これまでの生き方を反省し、再起へ向かうまでを追いかけます。
キセキには「軌跡」「奇跡」そして、キラリと輝く「輝石」といった意味を込めてあります。
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文章はもちろん、挿絵画像もひとつひとつ心を込めて作成させていただきました。
このマガジン「AYAがんのキセキ」の題名末尾の「// キセキ(数字)」は、マガジン記事の通し番号です。第1話~18話までが連載で、19話以降は単発記事になります。
もし、私の記事が、ほんの少しでも誰かへ生きる勇気と希望をお届けできたのであれば、これ以上に嬉しいことはありません。幅広くどなたにでも親しみやすい読み物を目指してまいります。
キセキの軌跡
「AYAがんのキセキ」のあらすじをご紹介します。
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自暴自棄な生活
若い時から失望の連続で、30代で既に人生を諦めていました。人と接することが大の苦手。生きづらい人生が早く終わることを望み、自暴自棄な生活をしていました。
38歳で乳がんになる
異変はもう少し前から感じていましたが、「早死にしても良い」と考えていたため、症状をしばらく放置してからの発見になりました。
死を意識して急に怖くなる
「自分の命もいつか終わりが来る」という現実と向き合ったことで、急に捉えどころのない恐怖に襲われました。
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病院との出会い
私のキセキの舞台となる場所、駒込病院との出会いです。治療を通してさまざまな気づきを得たことが、人生観を変えるきっかけになりました。
乳がんの治療
私が受けた乳がん治療の記録です。入院、手術(部分切除)、放射線治療、ホルモン療法を行いました。
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感謝の気持ちがふくらみ始める
家族、病院の職員さんなど、多くの人の支えによって私は生きていることを実感します。支えてくれた人達への感謝の気持ちがふくらみ始めます。
病院ボランティアを始める
人と接することが大の苦手でしたが、ついに固く閉ざされた心の扉が開きました。患者さんの「ありがとう」の言葉が、これほどまでに嬉しいものとは思いませんでした。
医療業界へ興味を持ち始める
ボランティアなどの活動を通し、医療についてもっと知りたくなりました。気づけば、医療業界に興味を持つように。目指そうと思った分野は「社会福祉士」です。
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これまでの人生について振り返る
自分の可能性を奪っていたのは誰?これからどう生きたい?社会福祉士の勉強で得た知識や気づきをもって、自分の人生を振り返ります。
再出発を決心する
残りの時間をどう過ごしたいか。出した答えは、新天地での再出発です。
……それでは、ごゆっくりとお楽しみください!
※この記事の内容は、個人の経験や感想に基づくもので、特定の組織や団体などの意見を代表するものではありません。また、挿絵の画像はすべてイメージであり、実在する組織や人物とは関係ありません。
※この記事を治療方針などの参考にされる場合は、必要に応じて専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願い致します。
※病院名の記載などにつきましては、事前に当該病院の許可を得ています。
今日の音楽
各記事の末尾に、曲紹介コーナーを作りました。人生にたくさんの潤いをくれる音楽たちを、ラジオ好きな私が、洋楽・邦楽など織り交ぜたゆるい選曲でお届けします。「なんでそんな選曲になった?」と思うこともあるかもしれませんが、私のnoteに豊かな彩りを添える曲たちをお楽しみいただければ幸いに思います。なお、単発記事の19話以降は、このコーナーの有無はランダムです。
では、早速ですが今日の一曲をどうぞ!
Katy Perry - Smile
ほんの少しでもSmileを皆さまへお届けできたら、とても嬉しいです。
筆者の他マガジン
日常の話題が中心のマガジンです。お気軽にどうぞ!
40代で新人社会福祉士になりました。いつでも初心を大切に!
拙いですが、英語で日記を書いています。生存確認にも?(別アカウント)
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