見出し画像

台湾で銀行口座開設 / 日本円から台湾元への両替は?

銀行口座開設

暮らしていくとなると、家賃の振り込みなど銀行口座が必要になりますので、IDカードを取得した時点で銀行へ出向いて口座開設手続きをしました。

銀行の窓口に行って申し込みをしましたが結構手間取りました。
パスポートとIDカード、身上調査よろしくたくさんの項目を記入する申請書を作成、申請書には何と学歴まで書くようになっているのは少々びっくりしました。

無事発行となり、通帳やカードを手にしてみると、台湾の住人としての実感が増した感じがしたものです。
日常の預け入れや家賃の振り込み、通販の代金の引き落としなどもできるようになりました。

口座開設の時に、印鑑使用かサインのどちらを選べるようになっていたので、サインを選択しました。だから銀行では全てサインでOKです。(台湾では移民局などでも全ての書類は本人のサインで行うので、印鑑の出番はほとんどありません)

振り込みや現金の引き出しなどは、コンビニのATMで手軽にできるのでとても便利です。
台湾のほとんどのコンビニにはATMが設置されていて、ほとんどの銀行カードが共通で使えます。

セブンイレブンには台湾銀行か中国信託銀行のATMが置いてあるようですが、このATMで台湾の異なる銀行のカードでも共通して使えるのです。
セブンイレブンの店舗は沢山あり、私の家の周りだけでも数百メートル圏内にも7-8軒はあります。

振込手数料は、他行のATM利用なので1回あたり15元(日本円でおよそ六十円)、お金の引き出しは1回5元(日本円でおよそ20円)です。日本に比べると安いですねー。
口座を持っている銀行のATMなら引き出すための手数料は要りません。

私が口座を作ったのは彰化銀行というところです。夫は知り合いの人がいるということでこの銀行に口座を開設していたので、特に考えることもなく私も同じ銀行にしましたが、私の口座新設にあたって特に友人に手配してもらった訳でもなく、ストレートに申し込みをしました。

銀行によってそれぞれ特色があるようなので、私のように普段のお財布がわりのような単純な使い方ばかりでない方の場合はその辺りはグーグルなどで調べると詳しい解説なども 出てくるようですので、開設するときには下調べをした方がよいかもしれません。(玉山銀行などはいろんな通貨がそのまま預けられたりの特徴があるようです)

https://wise.com/jp/blog/open-bank-account-taiwan     

上記のサイトには詳しく書かれています。

時には、記帳や入金などの用でたまに銀行にいくこともありますが、入り口に居られるセキュリティの方が本当に親切で、いつも、必要な用紙の記入まで見届けてくれる優しさです。
おかげで私はなかなか記入方法もおぼえませんが😅

言葉もできない日本の老人だからでしょう。特別扱いです!
この銀行のこの方が特別なのでしょうが。


日常的に必要な台湾元はどうしている?

私は台湾国内での収入はないので、日本から持ってきた日本円をその都度台湾元に両替して、銀行に預けておき、現金はセブンイレブンなどのATMで下ろして使っています。

これまでは、年に少なくとも2回くらいは帰国していたので、その際に日本円を持ち帰って、台湾の空港や銀行で両替をしていました。
その方が簡単だし、率が良いかなと思ってのことでした。

でも、その後台湾銀行の窓口で両替をしたら、手数料も要らずに両替ができることが分かり、最近は両替は台湾銀行を利用しています。

今はコロナのために帰国もままならなくなり、それができなくなったので、外国でもATMが使えるシティバンクで直接、台湾元で引き出しています。
(その時のレートで日本の口座から日本円で差し引かれます)

日本円で預けておける別口座を開設

幾らかは急に必要になった時のために少し余裕を持って現金を持ち帰りました(ちなみに、100万円を超えて持ち込む時は、台湾の空港到着時に申告をする必要があります)。

必要な時に両替をしたいと思っていたのですが、家に現金を置いておくのは無用心だと聞いたので、銀行に日本円で預けたいと思い相談すると、その時のレートで手数料を支払って預けることができるとのことです。

お金を預けるのにお金が要るの?と台湾の銀行預金のことをよく理解していないので困惑しましたが、日本円で預かってもらえるならと、普段使っている預金とは別の口座を作ってもらいました。

この通帳に預けてあるものはそのまま日本円でおろせるのか少し不安だったので、つい最近のこと、銀行に確認に行ってみました。
答えは、日本円でそのままおろせるとのことでホッとしました。

預ける時の費用は、通貨の変動があるからその時のレートと関連したものだったようです。

その口座の種類は
[優帳戸](綜存戶)というものです。
翻訳にかけると
[優良口座](一般預金口座)と出てきます。


日本円から台湾元へ両替する時のレートが分かりやすいサイトをみつけました!

下のサイトからアクセスすると台湾元対日本円の状況が一目瞭然で、よく分かります。

https://ja.valutafx.com/JPY-TWD.htm


上の図は最近1年間の様子が図で示されていてよく分かります。
今は本当に率が悪いようです!

つい最近、シティバンクのATMで、台湾元で2万元を引き出したら、日本円換算が8万1千円弱だったのでびっくりしました。
それまでは7万5ー6千円というのがおおよその金額だったので、なぜこんな金額になったのかを調べてみると、ここのところ、日本円が台湾元に比べてかなり弱くなっていることがわかりました。

私が移住してすぐの頃の5年前は、例えば台湾の100元は日本円の360〜370円でしたが、最近は400円くらいになっていることが今回しっかり調べてみてびっくりしました。

これだけの乱高下があるのだとしたら、やっぱり少しでも率の良い時を見計らって両替をしたほうがいいですねー。

いいなと思ったら応援しよう!