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涼しい木陰のトンネルをつくる小葉欖仁樹の並木

自然を愛し毎日のように美しい景色や小動物の動画を送ってくれるとても活動的な友人がドライブに誘ってくれました。

私は初めてのドライブコース、我が家から10数分走った下埔という集落を抜けた海岸近くの湿地帯。
池のような田んぼのような水面が広がっています。

しばらく走ると目の前に小葉欖仁樹の緑のトンネル[下埔緑色隧道]が現れました!
車で通り抜ける時は思わず感動の声が出たほどです。
こんな近くにこんな素敵な所があったんだという驚き、“連れてきてくれてありがとう!”という喜びです。

すぐに友だちに木の名前を教えてもらいました!
[小葉欖仁樹]。
とても綺麗な木が整然と並んでいます。
真横に広げた枝いっぱいにツヤツヤした綺麗な葉をつけてその並木には涼しい木陰のトンネルができているのです。

一通り通り抜けてから車を止めて並木の木陰でスマホでの撮影会。
台湾の人たちはよくポーズを取って写真を撮るのを楽しみます。
友人はそういうことのプロ級!
どこかに一緒に行った友人たちは様々なポーズを取らされて、まるで撮影会。その写した写真を編集して楽しい思い出のアルバムを作るのが友人の趣味なのです。
私もその例に漏れず、緑のトンネルの中でたくさんのポーズで写真を撮りました。恥ずかしくてここでお見せすることはできませんが、この年齢になってこんな楽しい写真を撮ってもらえたのは貴重な機会だったのかもしれません😅

ところで、
この小葉欖仁樹のことを調べてみると

英名はマダガスカルアーモンド。
この木の特徴を少し抜粋して下に貼ってみます。↓

東アフリカのマダガスカル島が原産ですが、1975年以降に台湾に導入され栽培されました。

街路樹・庭木 幹に輪生状の枝が特徴的で、枝が四方向にはっきりと整然と広がっており、まるで人工的に剪定されたような形をしています。
とてもエレガントで美しいです。その美しい姿から、緑化や観賞用として庭園、公園、キャンパス、道路脇などに植えられることが多いが、過度に植えられたため、冠水する事態にまで至っている。
木の木材は建築に使用でき、皮にはリンが含まれており、染料として使用できます。

このようなことが紹介されています。
姿形が美しくとても魅力的な木です。
この並木はまだまだ成長途中のようで、これから枝葉を広げて立派な緑陰のトンネルになっていきそうです。
 葉が落ちた時期もとても魅力的と書かれていますから、またその時期にも訪れてみたいと思います。

この辺りはいくつかの川が流れ込み近くはもう海に面しているようです。
両脇には池のような広々とした湿地が広がり、野鳥がたくさん訪れる場所。[40甲湿地水鳥保護區]

バードウオッチングを楽しむ人たちもたくさん訪れるようです。
渡り鳥の季節などは沢山の鳥たちで賑う場所のようです。

この日は季節や時間帯もあってかそれほど鳥の姿を見ることはできませんでしたが、1箇所だけ可愛い鳥の姿を捉えることができました。

細くて長い足の美しい鳥
[高蹺鴴]
和名は[セイタカシギ]
鳥をあしらった街灯が設置されています
街灯の下の方には鳥の紹介もされています


緑色隧道脇には立派な補水機(無料で冷水、温水、熱水が出る)も設置されていました!

いつも水筒を持ち歩いている台湾の人たち
このような無料の補水所が設置されている心配り
素晴らしいです


下埔集落の志工隊(ボランティアチーム)の方たちが整備をして美しさ気持ちよさをたもっているのですね。

住民の安らぎの場所が各地に整備されている台湾の素晴らしさをまたまた発見!

何度も訪れたい場所です❣️

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