台湾の[過年(年越し)]の伝統的な過ごし方 家族揃って[年菜(正月料理)]をいただく
トップの写真は、友人の新年のお参りの廟での写真
台湾の今年の春節は2月1日です。
まさに今日は農暦(旧暦)の元旦です。
今朝は私も早朝散歩の後、近くの廟に立ち寄ってお参りしてきました❣️
たくさんのランタンが一晩中明るく灯されて新年を祝っています。
昨夜は大晦日、台湾では[過年(コゥネン)]と言います
この日は、家族揃って食事会をして過ごすのが習わしだそうです。
その時に食べる料理が[年菜]です。
日本のおせち同様、縁起の良い食材を料理してみんなで来年の健康、繁栄を願うのですね。
親戚中が集まって家で年菜を食べながら和やかに新しい年を迎える習慣が過年の大切な行事。
最近では、レストランなどで円卓を囲んで賑やかに過ごすことも増えてきたようです。
この大切な家族の集まりに、招待していただけるのは特別なことだと聞きます。
そのような大切な行事に、私たちも仲間入りさせていただく機会を得ています❣️(台湾の特別な文化に触れることができる貴重な機会をいただき本当に嬉しいです。)
下の写真は、以前お招きいただいた時の和やかな[過年]
そして、今年も[過年]には、別の友人のお宅におよばれして、素晴らしい[年菜]を沢山いただきました。
私は興味津々で沢山の写真を撮らせてもらいました。
縁起物の食材のオンパレード❣️
大変なご馳走でした❣️
私も[年菜]初めてのお取り寄せ
先日、水彩画教室のお寺関係の方の紹介で、台湾の年菜の注文をする機会があり、私も珍しいものをいくつか注文することにしました。
冷凍で配達されて、食べる時に蒸していただくというスタイルなので、気軽に注文することができました。
10種類ほどの料理が紹介されましたが、わたしは主に珍しいデザート系のものを4つほど注文してみました。
お寺の料理で素食(ベジタリアン食)です。
私が買ったものは以下の4種類。
(これはいただいた写真です)
美味しそう❣️
食べるのが楽しみです。
素食(ベジタリアン食)の年菜
下の写真は冷凍のものを蒸して切ってみたところ。
干しプラムのようなフルーツがたっぷり混ざった餅米の蒸し菓子。
甘めの蒸しおこわという感じです。上品な甘さでとても好みの味です!
これは自然解凍で良いとのこと、切ってみたのが下の写真
中までぎっしり湯葉が巻かれています。贅沢!
出汁風味の薄味、燻製風味も加わって
とても美味しいです。
上の二つ、とてもとても美味しくいただきました。
下の二つの料理はまだ食べていませんが、期待が膨らみます❣️
ほかには韓式泡菜春捲(春巻き)、
煮魚翅白菜滷、梅干扣肉、佛跳牆などというのがありました。
ベジタリアン食で肉も魚、卵などは使われていなので、大豆などでその料理は作られていると思います。
次に紹介するのは、ベジタリアン食ではない[梅干扣肉]と[佛跳牆]です。
[佛跳牆]はとても特別な料理のようです。
私は以前、台湾に息子と旅行で来た時に、息子の友人に美味しい台湾料理をご馳走していただいたことがあるのですが、その時に出てきたこの料理のあまりの美味しさには驚かされました。
これは、予約をしておかないと食べられないとも聞きました。
そもそも、この料理の名前がその美味しさを表しています。
Wikipediaによると
佛跳牆の主な食材は 排骨、芋頭、筍絲、干貝、香菇、鶏卵、蒜頭、栗子、烏蔘、豬肚、紅棗等が使われているようです。
台湾のおせち料理はバラエティ豊か!
縁起の良い食材は、日本でもそうであるように、その呼び名や形などから健康や子孫繁栄などと結びついています!
縁起の良い料理を沢山いただき、今年もきっと幸せに過ごせます❣️
いろいろな行事ごとに食べる料理がとても珍しく、興味は尽きません❣️
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