台湾での家探し
台湾での家探しはネットの[591]のサイトを検索して探すことが便利らしい。
気になる物件の家主さんと直接連絡を取って見せてもらうというような段取りです。
また、直接、貸家(出租)や売家(出售)の看板に連絡先を書いて掲げてある所も多くあります。
トップの写真もその一つです。
直接そこに書いてある電話に連絡を取るのです。
家を借りる時には日本では不動産屋さんの仲介で手数料が必要となりますが、台湾でも日本同様に、多くの不動産屋さんがあって不動産屋さんを通して契約する方法もありますが、家主さんと直接交渉して契約をするということが多く行われているようです。
不動産屋さんへの仲介料が必要ない点や家主さんへ直接交渉が進められる点など要望が出せたり、と話が手っ取り早くすすめられ便利なようです。
ただ、現地の知人などと一緒に立ち会ってもらえる場合は細かい点まで話が詰められていいかもしれめせんが、
後々家の不具合のことなど発生した場合など、不動産屋さんを通して契約をした方が安心ということはあるかも知れません。
ちなみに、最初に借りていた家は夫の友人が探してくれて間に立って契約をしていたので、言葉の通じない大家さんとの交渉ごとは、友人を通して行っていました。
さて、我が家では、今まで暮らしてきた住居から引越しをすることになり、本腰を入れて家探しを始めました。
家探しで人気の[591]アプリやそのほかのサイトも物色して自分では電話連絡を取るのは難しいので、台湾の友人に、これと思う物件に連絡をとってもらい、何件が見に行きました。
貸家の形態には次のような分類があるようです。
賃貸形態整層住家:大きめのマンション
獨立套房:ワンルーム
分租套房:リビングは共有で、各個室を貸出。バスルームは各部屋に有り。
雅房:シェアハウスのようにリビング、バス・トイレ共有で各個室を貸出。
また、1軒家の場合は、街中ではほとんど、台湾でよくみる作りの、上の写真のような、道路に面して2〜3階建ての家が何軒か横に繋がった長屋風の中の1軒というものが多いようです。
1階の道路側入り口に車が置けるようになっていて、そこが家への入り口で、入ってすぐの所が広めの居間、奥にキッチン、2階、3階が寝室という間取りの縦型の生活スタイルです。
このような所も何か所か見ましたが、やはり高齢者の我が家は階段の暮らしは無理そうだとの結論に至り、必然的にエレベーター付きのアパートやマンションを中心に探すことになりました。
住み慣れた街のあたりではなかなか思うようなところが見つかりません。
そんな時、頼んでいた友人からの提案で、私が毎週のように通っている温泉の街に良い物件があるとの情報です。
想定外の場所なので少し迷いましたが、温泉の近くでもあるし検討してみることにして見に行きました。
街の中心地でもなく、わりと静かな環境で生活にも便利そうで良い印象だったので、心が動かされました。
車で30分程北の方に走った所で、前項で書いた「雪山トンネル」の入り口辺り、台北へは少し近くなります。
ここは温泉地として人気の所で、高速道路が通って交通の便もいいので、
セカンドハウスとして所有して週末にやってくる人たちも多いようで、温泉付きマンションも沢山あります。
この物件情報は不動産屋さんが出しているものだったので、不動産屋さんを通しての交渉でした。
家主さんとの面談も済ませて無事契約ができました。
契約時に2ヶ月分の押金(敷金)、最初の2ヶ月分の家賃、不動産屋さんへの仲介料を支払います。
契約後のアフターは不動産屋さんが続けて行ういうところも多いようですが、私たちの場合はその後は家主さんと直接やり取りという形です。
こちらの要望を直接聞いてくださって、不要なものはは持ち出してもらい、設備、備品など具合の悪い物は新しいものに取り替えてもらったりしました。
入居してから気付いた不具合にも細かな対応をしていただけることがとてもありがたいです。
家主さんによっては、取り合ってもらえない場合だってあるらしいですが、
我が家の場合の家主さんの対応の良さは友人たちもびっくりするほど別格のようで、「本当に運がいいね!」と言われています。
そして何と、我が家の家主さんは漢方のお医者さんで、今では私たちの体のことまでいろいろ相談にのっていただいて、こんな恵まれたことはありません。
下に591サイトのURLを載せました。
このサイトを開いても、理解が難しい場合は
グーグルで[591]の使い方を検索してみると、このアプリでの家探しの手順や中国語の説明も書かれているのが沢山出てくるので参考になると思います。
皆さんも591をご覧になって、台湾暮らしを想像してみてはいかがですか?
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