台湾の友人たちと日本旅行 その7
[写真は横浜の街かど風景]
今日は横浜で私の友人と会う
そして午後には上野の美術館へ。
台湾の友人3人とお能を観るために11日間の東京滞在。
実際お能を観るのは最終日前日、旅行の始まりの日にお能のみどころ講座というのにも参加したので長い日程に。
間の1週間ほどは東京の名所を訪ねたり、箱根や鎌倉をそれぞれ一泊旅行を楽しんだりしてきました。
今日は私が日本に帰国するたびに会っている横浜の友人に台湾の友人たちも一緒にお会いすることになったお話です。
これまでは、私の帰国にあわせてとても面倒見の良い横浜の友人が日本各地にいる友人たちに連絡をとって盛岡、熊本、広島、埼玉などから数名が集まっておしゃべりをするということが定例になっていましたが、コロナ禍もあり近頃はなかなかお会い出来ない状況でした。
今回は私が台湾の友人たちと一緒に来ていることもあり隙間の日に二人でお会いしましょうと連絡をしていました。
“台湾のお友達も一緒にランチしましょうか、横浜の案内をしましょう”との友人からのお申し出に、台湾の友人たちも日本のお友達に会えるのは嬉しいと喜んでくれ話がまとまっていました❣️
ところが、お会いする前日に横浜の友人から連絡があり、
なんとハプニング発生!
“昨日、デパートの買い物途中に転んで怪我をして救急車で運ばれた”とのこと‼️
入院などの必要はなく治療後は家に帰ったとご本人からの連絡だったので、それほど重大ではなかったらしくてホッとするも、大事をとってお会いすることはやめておきましょうとお話ししました。
でも、友人は“明日の朝様子を見て大丈夫そうならぜひ会いましょう”と、、。
当日の朝“お岩さんのような顔になったけど、体は大丈夫だから”とのこと。
無理しないでと固く辞退するも、せっかく台湾のお友達も一緒だからせめて顔合わせだけでもとおっしゃるので、横浜で待ち合わせることになりました。
待ち合わせ場所は
「横浜駅のSOGO地下入り口の大きな時計のところ」、待ち合わせに便利な場所らしい。
以前はみなとみらい駅で待ち合わせることがほとんどだったので、今回の場所は私は初めての場所。
途中、少し危ういところもありつつ何とか大きな時計のある入り口に辿り着きました!
友人ともすんなり会うことができました。
お話の通り、顔には青あざが痛々しい(帽子やマスクでカバーして目立たないけど)。
ランチや案内を是非一緒にとおっしゃるのをご家族も心配しておられることでしょうと固く辞退して、SOGO近くのシーバス乗り場までのご案内だけをお願いしました。
私はシーバスは以前も一緒に楽しんだことがあり、台湾の友人たちもきっと喜んでくれると思っていました。
海上をスピードを出して走る船から横浜を一望するのも良いですよね。
シーバスのご案内↓
シーバスの待ち時間に。
とてもフレンドリーな友人なので、台湾の友人たちともすぐに打ち解けて話はいろいろ弾んで短いながら楽しいときを過ごしました❣️
今回の友人の思いがけないハプニング発生に、本当にどんなことがあるかわからないものと痛感しました。
今回お会いできたのは彼女の優しい強いお気持ちがあればこそでした。
シーバスは赤レンガ倉庫までのほんの短い時間(短い時間なので船酔いの心配もなく)の楽しいクルージングでしたが、海からの横浜の街を楽しめたのも一興になったことと思います❣️
赤レンガ倉庫は私は遠くから眺める程度で一度も入ったことはなかったのですが、今回は近くまで行ってみてその人の多さにびっくりしました。
お祭りのようです。
私たちは赤レンガ倉庫内でしばしショッピング。
お土産屋さんや楽しいグッズのお店、有名なバッグやスカーフのお店などもあります。
友人は早速素敵なスカーフをゲット!
赤レンガ倉庫を後にしてしばし街を散策して桜木町駅まで。
短い短い横浜散策でした🎶
桜木町から上野までは根岸線乗り入れで一本で行くことができました。
上野公園口から上野公園へはそのまますんなり入れる感じになっているのですね。
東京都美術館へ。
私たちが東京滞在中にちょうど
[田中一村展]が開かれているよとの情報を福岡の息子のお嫁さんからもらいました。
田中一村の作品は私は以前、奄美の田中一村美術館に訪れて鑑賞したことがあり、
奄美の自然を描いた独特の力強い絵はきっと台湾の友人たちも気にいるに違いないと勧めてみました。
友人は田中一村のポスターの絵に描かれているアダンの木を見て
台湾に伝わるアダンの木にまつわる[林投姐]という民話があることを教えてくれました。↓
民話にはいくつか物語があるようですが、どうやら少し怖い話でもあるようです。ご興味のある方は上記のWikipediaをのぞいてみてください。
台湾の海岸の近くにはこのアダンの木がたくさん生えていて、大きな実をたくさんつけている姿は不思議な魅力があるとても身近な植物なのです。
奄美と台湾は同じ亜熱帯気候で植生などはとてもよく似ているのです。
3時頃には上野に着いたので2時間程は鑑賞できます。
撮影は禁止だったので様子はお伝えできませんが
友人が見つけた下のレビューには
その詳細が載っており楽しむことができますので、是非ご覧になってみてください。↓
田中一村の生涯がわかる、まさに[田中一村大回顧展]となっていて素晴らしいものでした。
台湾の友人たちも
普段絵を描く人たちなので、自分の身近にもある植物が描かれている作品がたくさんあり、またその作風にもとても感動している様でした。
私も久しぶりの奄美の自然の絵を直に鑑賞できた感激、そして台湾の友人たちも“最高の美術展だった”ととても喜んでいました。
鑑賞時間が2時間程と短く残念でしたが、とても良いタイミングでこの美術展に来れたことは本当にラッキーでした❣️
美術館を出てもう少し上野の公園を歩きたいところでしたが
夕刻になり残念ながら帰り途の西洋美術館の庭のライトアップされた塑像などを見て、新宿方面に向かいました。
友人たちにとって
この日の夕方と明日の1日が残された日本でのショッピングの時間なのです🛍️💓