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台湾の国民果実[グァバ]には多くの品種、生産地での違いがあることを知りました❣️
トップの写真は
いつものサクサク白い果肉とは異なる品種のグァバ
クリーミーな感じが伝わるでしょうか
形は少し小さめ、香りも果肉もいつも食べているものとは異なり希少なグァバです。
グァバはかなりの品種があり、ブランド化されている人気のものからそれぞれの地元でも採れるなど品種も20種以上あるようです。
先日、樂齢学習(シルバー学習)の仲間でもある頭城で農業を営む方が今の時期に採れるグァバを持参してくださり分けてもらうことができました!
(時々新鮮な野菜を持ってきてくれるとみんなで競って買い求めます
。破格の値段!)
今の季節ならではのグァバです。
とても香りが強くクリーミーな食感の品種です。
中身がすこし黄色味がかったものとピンク色の2種。
きちんと品種のことを聞かなかったのでネットで調べてみると詳しく書かれています。
上記記事の品種説明の中から該当しそうな品種のことを抜粋してGoogle翻訳したものを貼ってみました。
品種:土芭樂(トゥグアバ)
トゥ グアバは台湾で最も伝統的なグアバの品種で、他の品種に比べて果実の形が小さく、接ぎ木や改良されたグアバの品種が数多く存在する市場では、伝統的なグアバはますます希少になっています。昔はツグアラというと香りが強くて渋いというイメージがありましたが、農家が改良を加えた今のトゥ グアバは香りがしっかり残っており、味は甘くてとても美味しいです!
トゥグアバは台湾の古代グアバ品種です。
品種 : 紅心芭樂(フォンシングアバ)
ほぼ一年中生産されている他のグアバに比べ、国産レッドハートグアバは生産時期が限られているんです!生産時期はおよそ8月から9月、11月から翌年2月までが主な産地で、宜蘭の圓山が大半を占めます。レッドハート グアバは果実は他の品種よりも小さく、緑がかった黄色がかった外観をしていますが、リコピンとカロテノイドが豊富に含まれているため、果肉はサンゴ色です。外はサクサク、中はふんわりとした食感で「柔らかく、赤く、甘くて香りが良い」という特徴があり、栄養価も白身グアバよりも優れているため、消費者に広く喜ばれています。
私が手にしたグァバは
多分、黄色い方は古くからある品種が改良されている[土芭樂]、ピンクの方は宜蘭県員山特産の[紅芯芭樂]という品種だと思われます。
よく売られている珍殊芭樂などと比べるとひとまわり小さめの形↓
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149912739/picture_pc_6864f0e956e4560f4bc10b0cb3525298.png?width=1200)
普段よく食べているグァバはサクサク食感の白い果肉、爽やかな果物という感じですが、このグァバはまるで、西洋梨や桃などのような滑らかでクリーミーな食感です。
この記事をまだまとめ上げていない時に友だちと会う機会があり
頭城のグァバの美味しかったことを話していると、
なんと!このグァバが頭城の地域で生産されている特別なものだったことを知ることができたのです!
宜蘭県頭城は太平洋に面した海岸地帯であり、そこで採れる特別なものだったのです
特別に育てられたその名も[鹽水芭樂](塩水グァバという名前)というグァバだったのです。
そのことが書かれた資料をもらいました↓
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149904483/picture_pc_9a9a4671bc25dd03679920e7bbb070f0.png?width=1200)
Google翻訳↓
現在、頭城産のスイートハートグアバ(別名塩水グアバ)は、員山産のレッドハートグアバに比べて高く評価されています。スイートハートグアバの作付面積は現在30ヘクタール未満で、生産期間は7月からです。生産時期は毎年9月までこの町の海岸沿いの砂利で栽培されています。
しかし、人口の移動や農耕面積の移動に伴い、徐々に縮小し、荒地がたくさんあるのに、植林する人手がいない。
さらに調べてみると
海と山に挟まれた地形から生まれる気象条件の中で、特別に美味しいものが育まれているということが下記の記事に書かれています↓
部分抜粋してGoogle翻訳文を貼りました↓
「頭城限定」の味といえば、細長い特別な地形と密接に関係しています。リン所長は、北東部の海岸では北東モンスーンが強く、モンスーンが波を噴霧して「塩飛沫」を形成し、山に遮られると海岸に定着すると述べた。微量元素を豊富に含む「塩水噴霧」は、作物をたくましく成長させる「大きな強壮剤」のようなものです。
私が学んでいる樂齢学習のクラスはこの頭城の中学校で行われており、
時々農産物を持ってきて分けてくださる友人は頭城の農家さんなのです。
こんな素晴らしいものに出会わせてもらって嬉しい限りです。
この品種は果肉がとても柔らかく傷みやすいので、熟れすぎたものを使ってジャムも作りました。
ミキサーにかけてザルでこして種を除き、20%ほどの砂糖とレモン果汁を加えて煮詰めただけです。
香りが強いので部屋中にグァバの良い香りが充満!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149988930/picture_pc_e8054812412c060ce246bbb250cb67dc.png?width=1200)
・上段 ヘタを取り皮ごとミキサーにかけザルでこす
・中段 こしとって残った種
(3個でこれだけの種が)
・下段 20%ほどの砂糖とレモン汁を加えて煮詰めた香り高いグァバジャム
ちなみに
我が家の普段の定番果物はサクサク系の白い果肉のグァバ、多分[珍殊芭樂]などの品種です。
品種や産地によっていろいろ違いがありますが
私はまだ、きちんとした知識もなく
なんとなく見た目や手にとった感触で選んでいて、ものすごく美味しい時とたまにまあまあねという時があります😊
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149914154/picture_pc_1a3349627f7d1f79d55aa1785390adae.png?width=1200)
爽やかな香り果肉はサクサク感
台湾の方たちは美味しい産地のことなど知り尽くしていて、それを取り寄せたりするようで、立派な芭樂をお裾分けでいただいたりします。
流石に美味しいです❣️
高雄の燕巣という所のものが有名です。
その人気の秘密が書かれた記事がありました↓
台湾のグァバの歴史や産地のことなどが詳しく書かれていますが
人気の産地、燕巣地区のグァバの美味しさの秘密の部分を一部抜粋して下に貼ってみました。
〈一部抜粋〉
近頃では、果物屋が燕巣産の真珠グアバの看板を出せば、ただちにわれ先にとグアバを買いに来るお客で賑わう。燕巣区で生産されたグアバは、人が目を見張るほどに人気が高いと分かる。
〈中略〉
燕巣区の有名な観光スポット「月世界」は不毛の地で、鋭い傾斜の山肌がノコギリの歯のようにぎっしりとそそり立っている。ふもとには地熱で温められた濃度の高い泥水が火山の噴火のように絶えず噴き出ている。この珍しい地形と草さえ生えない現象は、月の表面に似ていることから月世界と呼ばれるようになった。
〈中略〉
話によれば、この一見草も生えない痩せた土には豊富な鉱物質がある。ずっと前からそれが雨水に流されて河岸の畑に堆積したので、そこに植えたグアバは独特の味わいがあるのである。
台湾で国民水果(果物)と言われるグァバ。。安価で栄養豊か!
爽やかな味や食感とともにビタミンCは100g中に220mgとみかんの約8倍、キウイフルーツや柿の3倍と驚くほど多量に含んでいます。
暑い夏を乗り切るためにもグァバはとてもありがたい果物‼️
知るほどに奥の深いグァバの話でした。
お読みいただきありがとうございました。
3年ほど前にも台湾のいろいろな果物のこと書いてあります。よろしかったら覗いてみてください。