台湾の友人が連れて行ってくれた小さな鉄道旅🚃
[平渓/深澳雙支線]
1年半前に遠いところへ旅立ってしまった台湾でできた私の友人は、私を楽しませてくれるために様々な所へ連れて行ってくれました。
彼女と彼女のご主人と共に行ったのは、主に台湾の自然豊かな山々の自然遊楽區(遊歩道が整備された所)。
いったい何ヵ所に行っただろうか、ほんとに、たくさんの台湾の自然体験をさせてもらいました❣️
台北に住む彼女の家に何度か泊まりがけで遊びに出かけて、私が行ってみたいという、多くの観光客で賑わう永康街や、迪化街までも付き合って一緒に楽しんでくれました。
一日中台北の街を楽しみ、彼女の家に泊まった翌日にもどこかへ出かける計画をしてくれました。
彼女は地域のコミュニティで日本語を学ぶグループの活動に参加して、日本語を学んでいたので、私とのコミュニケーションは彼女の日本語が頼り!でもまだ、私と通じるのは半分程度?、、なので、私は、プラス自分の判断の中でいつもついて回っていました😅。
ということで、その日のお出かけ先のこともよくは理解しないままながら、期待を膨らませて付いていきます。
彼女の家の近くのバス停から、台北市街方面とは違う山手に向かう路線バスに乗りました🚌
バスはかなり曲がりくねった山道をいくつかの集落を通り抜けながら30分ほど登り、バスを降りた所は菁桐(ジントン)という所。
(乗り換えなしで目的地到着)
台北の隣、新北市にある山の中を走る単線の鉄道路線の菁桐車站があります。そこは鉄道の[平渓/深澳雙支線]の山側の終点です。
ここから、電車に乗って🚃瑞芳まで行きます。
平渓線の瑞芳からやってきた電車が折り返して行きます。
下の地図は
台湾の鉄道路線図。
右上に赤い線で囲んであるのが
今回のお話の[平渓/深澳雙支線]。
駅の近くには菁桐老街という趣のある小さなお店などが立ち並び、歩き回るだけでも気持ちが和みます。
電車が来るまで、まだしばらく時間の余裕があったので、駅の線路を渡って向かい側の小高い丘の上に行ってみました。
そこは、そもそもこの菁桐の鉄道の始まりである炭鉱があった所でした。
丘の上には、古い炭鉱跡が今でもしっかりそれと分かる建造物などが残されていて、予備知識もなく訪れた私は、突然目の前に現れた歴史跡にびっくり!
感慨深く写真を撮りました。
登り道は登山道のような石が積まれた凸凹の滑りやすい感じ、7-8分登った所に少し開けた場所がありました。
炭鉱跡地などがきれいに整備されていて、興味のある方にはお勧めです。
この路線には、願い事のランタン(天燈)を飛ばすことができるので有名な十份や平渓などの人気の観光地が沢山あり、観光客もとても多いようですが、はずれの駅の丘の上にあるということもあってか、残念ながらここまで登ってくる人はほとんどいないようでした。
1日乗り放題のチケット(表、裏)
たったの40元でした!
高齢者は半票(半額)❣️
私はこの路線旅は、雨模様なので残念ながら途中下車することなく、ただ乗り鉄を楽しんだだけになってしまいました😅
電車の中から山の中の路線や、通る駅の雰囲気を味わっただけでも十分に楽しめたとても気持ちの良い路線旅でした。
(友人と、近くだしまた来れば良いねと、、。でもその後は行っていません🥲)
せっかくの観光地のこと、検索してみたら、日本人の方の素敵な旅案内ブログが見つかりました❣️↓
皆さまぜひ覗いてみてください👀
私たちは瑞芳で電車を降りて
街を散策。
ちなみに、瑞芳の駅は、日本からの台湾観光で一番有名な所では?という[九份]の最寄駅でもあります。台北からの観光バスで九份観光をするというコースが多いと思いますが、鉄道を利用した場合は、この駅からバスが出ているようです。
おまけの話
私たちがまず向かったのは
瑞芳の街でも人気の老店(老舗)の牛肉麺屋さん。満足の味❣️
台湾は、どの街に行っても美味しい牛肉麺屋さんがたくさんあります。
それぞれの店で、麺やスープ、牛肉などの違いが楽しめます。
牛肉麺については、また別の機会に書きたいと思います。
腹拵えを済ませてから、あたりの老街で珍しい野菜やを覗いたり、漬物屋さんではしっかり漬け込まれたきゅうりを買ってみました。
(その漬物のしょっぱかったこと❗️
とても長持ちしたけど、しっかり塩抜きが必要な漬物でした😅)
また、沢山の飲食店が集まった[瑞芳美食街]へ迷い込むと、さまざまな料理が選び放題という感じです。瑞芳は食を楽しむ街でもあるようです。
私たちは既に満腹なので、残念ながら覗くだけ。
魅力的な食べ物の中からお土産を少し。
焼きたての[胡椒餅]と[龍鳳腿]というのを買いました。
[龍鳳腿]は友人が“美味しいよ”とお勧めなので買ってみました。
ソーセージのようなさつま揚げのような食感、コクのある味わいでした。
後々、どのようなものか調べてみると
有名な台湾小吃の一つのようです。
YouTubeで作り方が出ていました。興味のある方は映像だけでも。↓
近くのスーパーでも売っていました。まだ買ったことはありませんが。
私たちの鉄道旅は
瑞芳駅でお別れ。
友人は元来た路線の電車でお家へ。
私は、瑞芳駅から宜蘭へ南下、海岸線を40-50分ほどの電車旅でした🚃
素敵な旅の思い出を残してくれた朋友に感謝💓
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