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私が再任用を決めたきっかけ

もうすぐ60歳の中学校教員です。

今日は私が再任用を決めたきっかけについて書きますね。

私は夏までは絶対に絶対に絶対に!定年で退職する!と決めていました。

37年間、馬車馬のように働いてきました。

経済的なこともあったけれど、とにかくこの仕事に全力投球してきました。

中学生が好き

そして

中学生の保護者さんを助けたい

この一心。


シングルの子育てで自分自身色々苦労していたから、お母さん方の不安が手に取るように分かる。

その不安を少しでも小さくしたい。

生徒のことも同じ。

悩んでる子がいたらその悩みを少しでも軽くしたい。

プラス、授業もちゃんとやりたい、担当行事もきちんと進めたい

そんなこんなで、もうこれ以上は無理ってくらい働きづめでした。

去年は1月から修学旅行が終わる6月まで1日も休みがなかったというハードな日々。

もうくたくたでした〜

もうすぐ定年
あとひと息
3月になったらやめられる

そんなことを思いながら、へとへとの状態で夏休みに入りました。

その夏休みにこの本に出会ったのです。


97歳の現役看護師さん

この本読んで雷に打たれたようになってしまいました。


「仕事があるかぎり働き続ける」…か。


と、ちょうどその頃、校長先生に呼ばれ、来年度の人事の問題点を伝えられたのです。

それを聞いて立場的にあと少し私がいた方がいいんだろうな…、と感じて

決めちゃったんですよね。


再任用を。


98歳現役看護師の池田きぬさんの本を読んでいたし。


まあ、でもその時は学校心理士のことと大学のことまでは、まだこれっぽっちも思ってませんでした。

その二つを決心させたのは、また別の本なのです。

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