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旬の謎野菜(habas)に迫るin Spain

こちら、スペインでは春になると、スーパーでみかける食材も、若干品数が増える気がします。そして、ふと目に留まった食材であるhabasについてまとめました。結構、料理好きでなくてもズボラでも簡単に料理もできるので参考レシピつき。

habas(アバス)とは

いわゆるソラマメです。そして、栄養価の高い食べ物とのこと。ビタミンBが多く含まれるようです。1月から6月くらいの間に出回ることが多い食材らしいですが、3月後半から4月にかけてが、バレンシアでは旬の感じがします。

というわけで、スーパーでも見かけます。

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そして、なんだかすごい存在感です。(左横のマッシュルームもでかいけど。)量り売りなので、各自で適当に袋に詰めます。

ソラマメということですが、でかい。というか、長い。どう食べるのがよいのか、店員さんに聞いてみました。すると、

"Yo las como crudas. De pequeña, comía muchas. Están buenas."
(私は、生で食べるわよ。小さい頃、良く食べたわ。美味しいわよ。)

・・・・!
生ですか?!

なぜか、店員さんは美味しさを語る時に小さい頃の思い出に浸っているようでした。これは、多分、おなかがめっちゃ空いてるときは、なんでも美味しいと感じたということではないかと推測します。もしくは、近くの畑からむしって食べるのが楽しかったとか。笑

一応、食べるのは中身だけかどうかも確認しました。

さやはたべません。中身だけです。

とりあえず、買ってみました。大きさ、長さの比較ができるように、普通サイズのリンゴを置いてみました。

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さやをむくと、こんな感じ。

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お皿に実だけのせると、こうなりました。

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生で食べてみると、微妙な味です。食べれないことはないという感じ?いわゆる、野菜の味です。ポテチをつまんでいたので、一緒に食べたらそこそこイケました。

ソラマメ(habas)の調理例

生では、大量には特に食べたいと思わないので、調理してみました。スペイン料理のレシピ検索をすると、いろいろあったので、参考にしながら適当にやってみました。

①玉ねぎとソラマメをたっぷりのオリーブオイルで炒める。味付けは塩少々。(飴色になるぐらいじっくり弱火で炒めるのがベスト。20~25分ぐらい?)

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②最後にお肉系をプラスして炒める。ここでは、ちょうど家にあったLonganiza de pascua とFuetと呼ばれるものを適当に切って入れました。

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③出来上がり。

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お味はと言うと、玉ねぎをもうちょっと長く炒めるべきだった感じ。そして、微妙。特に好きな味でもなかったです。笑

でも、好きな人は好きだと思います。そして、オムレツ風にするといい感じになるかも。

そう思って、トルティージャ(スパニッシュオムレツ)の具にして作ってみたら、だいぶ美味しくなりました。でも、焦がしてしまったので、写真はやめときます。(自主規制)

ちなみにここで使った玉ねぎは普通のcebollasではなく、 cebollas tiernasというタイプです。余談ですが、この緑の部分が一番、青ネギの代用になります。日本で売っているような、青ネギはこちらでは、入手が難しいので、薬味としてなんか欲しい時に、このCebollas tiernasがお手軽なのでよく使っています。

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もし、ながーいソラマメを見かけたら、一度試してみてはいかがですか?意外とお口に合うかも知れませんよ。

以上、現地レポートでした。

Sacha

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