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子どもと一緒に寝る事を辞めない。
1年11カ月違いの早生まれ姉妹。現在小2と年長。
今さら「寝貸しつけが~」なんて年齢でないことはわかっているけれど。
子どもから求められる限り私は、子どもと一緒に寝ると決めている。
■乳幼児期
長女の入眠方法は私の腕をサワサワ。
全力で拒否したいけれど、それが一番早い入眠方法だと知ってからはいつか終わりが来ることを願っていた。
次女の入眠方法は私の歯茎を触る事。
(今思い返しても気持ち悪いがすぎるけどw)
癇癪持ちな次女が寝てくれないと、私の心も持たないので、「早く寝てくれ〜」と念じながら差し出していた私の歯茎。
夫がいてもいなくても基本ワンオペな生活。
左側に寝る長女に私の左腕を託し、右側に寝る次女へ全力で歯茎を差し出していた。(辛…)
乳幼児期は必然的に、一緒に寝ないといけなかった。
■幼児期からの寝る前の儀式
中間反抗期がはやく訪れ、特性的にも怒りん坊が長かった長女。
毎日癇癪を起し、早朝も夜中も数時間でも泣いた次女。
どんなにイライラしていても、泣かされた日があろうとも、寝る前だけは心穏やかに、全てを許し、寝る前の儀式を行う。
子どもと言い合いした夜なんて特に、私の気持ちの切り替えをする特訓でもある。
その儀式とは、私が穏やかな心で
「うまれてきてくれて、ありがとう」
という事。
伝えることに最初は抵抗があって、本人にしか聞こえぬよう小さな声で言ってみたり、外出先の場合は別室に呼んでから伝えたりしていたけれど。
今はもう、誰がいようがどこにいようがお構いなく大きな声で伝える。
儀式をはじめてすこしたったころから、子どもが「私はどんなにママが好きか」と伝えてくれるようになって、「宇宙100億100千万円分」とか「地球を82兆回と2回まわったくらい」など、とにかくよく分からない数値を言い合いながら、寝る。
寝る前に怒っていた5歳が「いつものアレ言わなくていいのね?大好きしないのね?」って確認してくるのも、ガチギレして尖った7歳が「今日は何も言わないでよ」とかツンツンしてくる感じも、飲み会でいないとわかっている夜は、朝から「今日先言っておく?」と確認してくる感じも、どれもこれも、たまらなく可愛い。
寝かしつけといって一緒に寝る毎日。
求められなくなるまで続ける、私の夜の愛しのルーティン。