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保育園マニアの私が、第4子に選んだのは、カナダのキリスト教の保育園でした

こんにちは、えび子です。私は日本で、企業内保育園の担当者として保育園経営をしたり、保活を支援する企業連合の総研センター長として、「かなり保育園に詳しいおばちゃん」をお仕事として担っていました。見学に行った園は30園以上、保活相談に乗らせていただいた家庭は100以上(立ち上げたチームでの支援数はその何倍も!)というマニアっぷりで、子どもたちの成長に最適な環境を探し求めてきました。
そして、今回、そんな私が第四子が通う保育園を選ぶとき、私たちが住むカナダという多様性の国で、これまでにはない選択をしました。なんと、キリスト教の保育園です!

愛されるが放置される 末っ子ゆえの悩み

四人の子どもを育てる中で、末っ子である四人目の息子ベイビーゴーは、そりゃあもう孫みたいに可愛くて何をしても許してあげちゃう・・・♡一方で、どうしても親が目をかけてあげられる時間が少なくなりがちです。17年前に出産した長女のときには何もかもが初めてで、多くの大人が(元気なじじばばだけではなく、友達もw)一挙手一投足に目を光らせていたのですが、ゴーはしっかりと自立しております・・・(放置ともいう)
そして、家族全員が彼を可愛がり、甘やかされ、許されて育っている分、「愛されること(take)」に慣れてしまっています。でも、私はそれだけでなく、「他者を愛すること(give)」の大切さも彼に学んでほしいと考えていました。。。

特に、人間の本質の部分を形成するこの幼児期は、その後の価値観や人生観をつくるといっても過言ではない時期・・・彼に合った環境で過ごさせてあげたい!
バイリンガルになるとかそういう能力の話ではなく、もっと根本の人としてのベース、信念みたいなものが、刻々と激動する世界で生きていくなかではめっちゃ大事・・・!みたいな確信もありました。


このままでは「末っ子男子」が爆誕するぞ・・・♡

キリスト教の保育園を選んだ理由は、「他人への思いやり」

カナダのキリスト教の保育園を選んだひとつの理由は、その「愛とコミュニティの価値観」です。この保育園では、すべての子どもたちが無条件に愛されるべき存在であり、互いに助け合い、支え合うことが自然なこととして教えられています。例えば、友達が困っているときに自然と手を差し伸べたり、お互いに感謝の気持ちを伝え合うことが、日々の習慣として根付いているのです。
そしてそれが、毎朝の聖書をベースにしたアクティビティという柱が、とても素敵にみえました。

息子には、自分が愛されるだけでなく、他の人を思いやることの喜びを学んでほしい。そんな私の願いを、この保育園が実現してくれると感じました。

見学にいったとき、園長先生が「ここは最高の保育園」と自信を持って話をしてくれたことも、背中を押してくれました。園長が自分の園に誇りを持っている姿は、ほかのメンバーにも、子どもたちにも伝わる大切な要素です。


包容力と多様性をあたりまえに大切にする環境

もう一つの大きな理由は、キリスト教の保育園の「包容力と多様性の重視」です。カナダをはじめとした北米ののキリスト教の保育園は、異なる宗教や文化を持つ家庭の子どもたちも温かく迎え入れてくれます。キリスト教の価値観や教えが大切にされているものの、それを強制することはなく、むしろ多様な価値観を共有し、学び合う場としての役割が強調されています。

私たちのような日本から家庭は、両親ともにいはゆる無宗教仏教という方も多いのではないでしょうか。そこも含めて、特別視されることなく自然に受け入れられています。これは、カナダの多文化共生の精神そのもの。息子が、多様性を当たり前のものとして受け入れる力を育んでくれることを願っています。

多様性の中で育まれる未来

私は息子が、この保育園で「すべての人は愛されるべき存在である」ことを学び、思いやりと尊重の心を持つ人に育ってほしいと思っています。大人になってからも、自分とは異なる背景や価値観を持つ人々と共に生きていける力を身につけてほしいのです。異なるものを恐れるのではなく、豊かさとして受け入れる心を育んでほしいなぁ。

カナダのキリスト教の保育園で学ぶことが、彼の未来を豊かにする大切な宝物になりますよう。

これからも、息子と一緒に、この多様性あふれる環境での新しい挑戦を楽しんでいきたいと思います。また、経過を報告します。

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毎日お散歩で行く公園は、雪の日にそり遊びができそう。

正直、カナダの保活めっちゃ大変だったので、まじで後程記事にします!泣

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めっちゃ聞かれるので、自己満足で追記させてください!

Q:これまで、子どもたちをどんな保育園に入れてきましたか

長女 かぼちゃ丸:
0ー2歳 関西の私立保育園 若すぎて入園式に半ズボンで行ったらまちがえてた
2歳ー3歳 関西の私立幼稚園 こちらもキリスト教系で、ばーばの送迎でお嬢様のように育った
4歳ー卒園 東京の公立認可保育園 公立ゆえの問題家庭も多く、保育の質よりもママ友トラブルが大変だった

長男 りんご:
0ー1歳 育休フルで使って自宅保育
1-2歳 東京の認可外保育園 アットホームで最高だった。
2-卒園 東京の認可保育園(社会福祉法人)★

次女:あーちゃん
0-卒園 東京の認可保育園(社会福祉法人)★

次男:ベイビーゴー
0-2歳 東京の認可保育園(社会福祉法人)★
3歳ー 今回のカナダ キリスト教保育園

★東京の認可保育園(社会福祉法人)は、これまで見た園のなかでも最高の環境でした。先生たちはいつも余裕があり、大きな園庭で朝から過ごし、お魚に餌をあげたり、菜園で野菜を育てたり。年長になると週に1回はクッキングや特別な教室教育も園外活動も充実していました。
何よりもよかったのは保育方針が「自ら決める」ことを大切にしていて、幼児3学年は同じクラスのなかですごし、広い園内で、だれが、どこで遊んでもいいということ。各部屋に先生がいるので、園庭で砂場で遊んでいても、赤ちゃんクラスに行って赤ちゃんたちのお世話をしても、幼児クラスのおままごとコーナーで過ごしてもいい。自主性を重んじた保育をしてくれました。
最後にベイビーゴーがカナダに引っ越すときには、手作りの3年間のアルバムを作ってくださり、先生たち全員からのメッセージまで(涙)そして、カナダで使う保育士の推薦レターまで4人の先生が書いてくれました!
7年お世話になったので、お別れの時、私のほうが泣いてしまいました。

この保育園にいれたくて、当時の保活ルールを駆使し長男の育休中に次女を妊娠して育休を延長、きょうだい同時入園で加点して保育園に入園しました。

お世話になった保育園についての補足★


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