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日本からカナダに来ている留学生に、おばさんから言いたいこと

こんにちは。さかな家の母えび子です。
カレッジ生活がはじまり、10月はその生活に慣れるだけでも本当にしんどかったです。一瞬気分が落ち込んで、まじで「ここからいなくなりたい」とネガティブな感情に支配される週末がありました・・・家族、ごめんなさい。

今回は、カナダで同じく奮闘している留学生の皆さん、そしてこれからその道を歩もうとしている皆さんに、少し現実的なアドバイスを伝えたいと思います。
先に言っておくと、私は皆さんがどれほど頑張っているかはわかっています。新しい環境で、異文化の中で生活し、母国語じゃない言語で日々の学びに取り組むということは並大抵のことではありません。経験した今だからこそ、自信を持って言えます。それでも、ちょっと耳を傾けてほしい話があり。。。なかなか強めの語調ですが。。。noteに起こしてみました。

「成長する人」と「立ち止まる人」

まず一つ、覚えておいてほしいことがあります。それは、自分以外のものに不満を言い続ける人は、成長のチャンスを自ら失っているということです。うちの子供たちも、まだ3歳、7歳、9歳ですが、毎日学校と保育園を頑張っています。時には泣いて帰ってきたり、教室で涙を流し、先生に相談こともありますが、彼らは一度たりとも、今の自分を不幸だと言ったり、何か悪いことを先生や友達のせいにしたことはありません。

これが何を意味するのか、わかりますか?
毎日教室に不満たらたらの顔できて、いつも文句ばっか言ってるあなた!
それ、めっちゃかっこ悪いですからね!!!

いや~いるのよ。わかるよ!決められたカリキュラム、しっかり準備された授業、明確な説明。あたりまえやと思ってた?でも、自分で決めてカナダにきてこの学校にきてここで学んでるんだよね?え?通学遠い?自分で家決めたよね?バイトしんどい?それも自分で応募したよねええええええ

自分の選んだ道である限り、その困難も受け入れる覚悟が必要なのです。少なくとも、自分の意思でカナダに来ている人には、「誰かのせいにしないで、自分を応援し、かっこいい未来を想像しながら今を生きる」という姿勢を持ってほしいと思います。だれかのせいにする人には、真の成長はありません。卒業後、きっとみんなまたガチで働くんだよね?私自身も、そんな人と仕事をしたいとは思わないのです。

留学の現実—今週まじでしんどかった

私が今週受けた授業は、全教科の中で最も厳しいとされているコースでした。(まだ来週も後半やるんだが)中間テストでは、クラスの約半分が合格点に満たず、追試に。追試メンバーは最終試験の追試は不可なので、おそらく多くが単位を落とすはず。。。留学生にとっての単位落とすは、またン十万払って再履修ってめちゃくそ痛いし、人によっては学生ビザの期限に間に合わないとか、就職先決まってるのに。。。とか、えげつない現実です。
さらに、今回の試験では試験中にカンニングをして退学寸前まで追い込まれた学生もいました。泣)それくらい難しかった
しんどさの例として・・・学校が始まってからの私の睡眠時間は週末を含めても平均5時間ちょうど。さすがに家事育児仕事勉強はきつい。それでも、諦めずに努力を続けています。今現在ストレスで口の中に血豆ができてますが、それすらも今の私を強くする経験です。笑)

学校が始まってからの平均睡眠時間は5時間
半年平均はこちら。7時間くらいは寝たい・・・

自分に挑む勇気を持つ

自分の意志で留学を決断した皆さん、一緒にがんばろう。未来は、自身の手の中にしかないんよ。誰かのせいにして責任を転嫁する人は、いずれ必ず自分の人生にとって大事な成長の機会を失います。カナダに来た理由を思い出し、自分を応援しながら、日々を乗り越えましょう。そうすれば、未来の自分が今のあなたに感謝する日がきっと来るはずやで~。

おばちゃん、いまやってる仕事でも、すべて他責にしてなんの責任も持たんやつがいるのです。仕事だと、すっきりしてていいですよね。彼はクビです。会社をクビにはできないので、最大の笑顔+納得できそうな理由で別部署に送り出します。社会ってそんなもんなんじゃないかな。
他責でネガティブな人は、組織になんのプラスも生み出しません。

そういや、EI(Emotional Interigence)って知ってる?

「カナダ人は、結局仕事できる私みたいな人間よりも、うまくやってみんなから愛されキャラみたいなのやってるやつを残すんだ」みたいな、退職勧告を受けたひとのSNS投稿をみたことあるんですが。いやいや・・・それもその通りです。
これだけ、ダイバーシティ(多様性)の研究が世界的にすすんでいるカナダで、これってすごく理にかなっていて、「ほかのヒトとうまくやれる」っていうスキルは結果的に職場の生産性をあげ、最終的な成果を最大化するってことを、経営者はわかっているんですよね。
EIって簡単にいうと、自分自身の感情をきちんとコントロールして、かつ他社の感情に寄り添える能力のことなんですが、日本の古き良き職人気質みたいなのとは真逆やと私は感じます。信頼関係を築くために、どれだけ自己開示し、相手を想ったコミュニケーションをし、周りに配慮できるか。その手段の一つとして、明るくて、話しかけやすくて、自分の状況をきちんと都度周りに説明して、いつもポジティブで、困ったときは自ら助けてくれる。そんな人が求められるのは当たり前なんじゃないかなぁ。そして、学生のうちにそれに気づけないと、きっと働いてからも苦労すると思う・・・

最後に

SNSではキラキラした留学生活が目につくかもしれません。(正直、クラスメイトのインスタが眩しい~w)
でも、その裏には計り知れない努力と苦労があります。不平不満ばっか言うひとは、その現実を知った今、自分の力で未来を切り開いていくことを忘れないでください。自分の成長を止めず、目標に向かって一歩一歩進んでいくことが大切です。

まぁ、多くのクラスメイトは本当に素敵な方々で、楽しく学生できてます。先生も好きだ!そして、秋になってもカナダ最高なので、引き続き多くの仲間と一緒に頑張りたい!
同じく頑張っている仲間として、私もあなたを応援しています。
たくさんの人に幸せがきますよう!
愛をこめて

カナダでは超一般的なサイズのクリスマスツリーは2メートル超だよ!ホリデー楽しみ!

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