意外とカンタン?!読書感想文☆
夏休みも後半に差し掛かりました!
もう比べてもどうしようもないくらいに違う、
自分が子どもだった頃との夏休みの過ごし方(笑)。
流行り病はもちろんのこと、この日中の暑さ・・・。
これは外にいたら危険だなと思うレベルになってきて、今の子どもたちが大人になった時、どんな夏の風景を思い出すのでしょうか。
大人の過行く1,2年と、子どもの過行く1,2年は全然違う。
それでも逞しく育っていくのが子どもなのでしょうね。
私は毎日解放プールにせっせと出かけていたけれど・・・。
それはさておき、夏休みの宿題です!
我が家では決して宿題を3日で終わらせません(笑)。
毎日プリントを一枚ずつ進めていきました。これは夏休みだけではなく、普段も土日関係なく午前中は少しでも勉強する習慣をつけています。
それでも7月中に宿題プリントは終わってしまいました(笑)。
そして読書感想文。
去年2年生から取り組んでいる読書感想文。
「読書感想文の書き方」の本が沢山出ていて、ペラペラ見て分かったのは、
あれって原稿用紙にいきなり書き始めるものではないのですね(笑)。
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まず本選びですが、感動もの、友情ものを選んだ方が、当然書きやすいと大人は思ってしまいますが、書くのは子ども!
子どもが気に入った本を選びます。コンクールで賞を狙うなら別だと思いますが(笑)。
去年は娘が大好きだったまじょ子シリーズから
『まじょ子と黒ネコのケーキやさん』を選びました。
楽しい本なのですが、感動を伝えるのはなかなか難しいなと感じました。
去年、学年で出したのはうちだけだったようで(1年生の自由研究の時も(笑))学校選出に選ばれたのですが、先生から直接「もう少し、心が動いた、この本を読んで、成長した感じを出せないか」と言われて、
「え?もうそれほぼ書き直しでは?(笑)」と。
コンクールに出す段階になると親のサポート必須の世界なんだなぁと思いました。
ところで、まじょ子シリーズは全60冊くらい出ているのですが、
読み進める中で娘がある日ふと言ったのは、本の最後の作者紹介・藤真知子さんの写真で
「最初はカラーのお姉さんだったのに、白黒のおばあさんになって、最後はお姫様なったね」と。
(白黒なのでおばあさんに見えただけかもとのこと♪あとは、最初は読む順番がバラバラだった)
お姫様というのは、実際にいつの間にか藤真知子さんがドレスを着た写真になっている♪
出版年の違いとかいろいろあると思いますが、何だか作者自体がこのシリーズを書いているうちに魔女になったようで、面白いなと感じました。
その娘の感想が私には一番面白かったけれど、たった二枚の原稿用紙に書くようなエピソードではないし、そもそも一冊の本の感想ではないので諦めました(笑)。
去年は下書きを一学期の国語ノートの余ったページに、どんどん思いつくままに書かせてから、構成を考えたので、文字数を数えるのが面倒でした。
それに2年生だとまだ800字以内。そこから文章を削る作業も大変でした。
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今年はまず、いきなりは取り組まず、本を読んで「印象に残った個所」をフセンにメモをしてもらいました。
そして今年はケチらず(笑)、下書きも原稿用紙で進めました。
やっぱりこれが一番良いです!みんなはそうしてたかな?(笑)
赤木かん子さんの本に読書感想文の簡単な書き方が載っていて、
それは、
原稿用紙を三行ごとに赤ペンで囲むのです。
だいたい三行ごとに文章を書くリズムをつける。
うちの場合はいきなり本文から始める様式なので、
①その本を選んだ動機 (三行の囲みを二つ分)
②お話の最初のあらすじや設定について触れる(一つ分)
③自分の感想(一つ分)
④次のあらすじ(一つ分) → 感想(一つ分) のパターンを全体の2/3まで繰り返す
⑤自分の体験など(二つ分)
⑥まとめ(二つ分)
もちろん三行ごとの囲みは目安です。
だいたいこのくらいのことをいったら何行分になるか、字数の感覚がつかめるようになるそうです。
(参考:「子どもを本嫌いにしない本」赤木かん子 大修館書店)
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今年は三年生で、1200字以内になっていました。
「え!原稿用紙一枚増えてる!」と焦りましたが、上記の方法を試してみたら驚くほどスムーズに書けました。
⑤の「自分の体験」を語る部分は入れられませんでしたが、これがあると深みのある感想文になりそうです。
この段階で、原稿用紙最後の行、一行分はみ出していましたが、あまり気にしなくても良いよと伝えました。
なぜならひらがなを、習った漢字に直す箇所が出てくると思ったからです。
それともう一つ、その日には清書しないこと。
下書きを書きながらも、本をまた深く読み込んでいたので、ひょっとしたらまだ書きたいことが出てくるかもしれないと思ったからです。
一晩経って、翌日に本人に読み返してもらいます。
句読点がないと読みにくいと本人が感じたところ、あと言い回しがおかしい部分を直します。そして漢字。
この段階で多分収まるだろうなぁと思いますが、やっかいなのが、原稿用紙の行数を余らしてはいけないところ。
それから句読点、「ー」などの位置は、欄外にははみ出さない形式でした。ただ、「ー」を最後のマスに入れ込むのか、次の行の最初に持ってくるのか、どうしてよいものやら。
実は去年、句読点や「ー」の位置を先生に聞いてもあいまいでした(笑)。コンクールのサイトでも見つけられず。(ネットの情報でも色々あって、結局欄外に「、」を打ったら、直されました(笑))
これらすべて直してまた下書きをさせるのは大変なので、最後に調整することにして、清書を始めます。(句読点などでどうにかなると思います(笑))
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とは言えつくづく思うのは、まだたいした板書が始まっていない学年の子が取り組むのは、普段字を書くことが苦ではないと、なかなか大変だろうなぁということです。
やっぱりここで活きてくるのが、毎日のコツコツの勉強ではないかと思うわけです。
本を読むこと・字を書くこと
大人が気を配ることを忘れないようにしたいなと思います。