いつかの雨の日☆
そういえば梅雨の真っ最中だった、
と思い出させる今日の雨。
朝から家の片づけをしつつ、カフェオレを飲みながら時々休憩。
ふと、雨の日に書いた昔の日記を探してみる。
2009年のある雨の日。
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昨日まであんなに晴れていたのに、今日は雨。
でも休日を一人で過ごす時の雨は結構好きだ。
慌ただしい平日の朝と違って、
ポツポツと心地よい雨音で目を覚まし、しばしその自然のリズムを
おふとんの中で思う存分聞いていられる。
ゆったりとして、心地よいひとときだ。
それに雨上がりの景色は言うまでもないけれど、
この間のGWの最終日は夕暮れ時に虹が見えたよ。
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物心がついて初めて聴いた音楽ってみんなは覚えてるかな。
私は小さい頃家族で出かける前の、お母さんの仕度が出来るまで(これがすごく長かったんだよ)
お父さんがカーステレオから大音量で流していた
サイモン&ガーファンクルだったと思う。
私は小さいながらも、とても綺麗だなぁと感じていて
その時聴いた曲は今聴いてもちゃんと覚えているくらいだ。
このあいだお父さんから
「サイモン&ガーファンクルが来るんだなぁ!」って聞いた時は
場所はナゴヤドームだし、私の感覚ではあそこにたどり着くまでの
人ごみを歩かせるのはちょっとと思って一度は諦めたのだけど、
つい二日前、お母さんがまたそのコンサートのCMを見ながら
「見たいなぁ・・」とボソッとつぶやいたのを聞いて
これはやっぱり取ろう!と思い立った。
そんなわけで今朝は早くからチケットぴあに並びました。
行列ができているかも?と思ったけれど30分前までは私一人。
そのうち60代くらいのおばさんが一人ずつやってきた。
いろんな世代の男性が並ぶかなぁと思っていたから不思議に思った。
案の定、一人は南こうせつのチケットだったけれど、
もう一人はサイモン&ガーファンクルのチケットだと言う。
でも考えてみるとそうだ。うちのお父さんが十代の頃から聴いてたんだから。
やっぱりその方、
「私の青春時代だから聴きたいなぁと思って」と。
「私も両親と行くんです」と、私。
お互い無事チケットが取れて喜び合って、
チケットを見せ合って気がついたのだけど
その60代くらいのおばさん、一人で行くんだって。
旦那さんはファンじゃないのかなぁと疑問に思ったけれど、
もちろん触れず。
旦那さんは高齢でコンサートはキツイとか・・・。
まぁ私には関係のないことだけれど
それでも、あれくらいの年齢の女性が一人でも
観に行きたいほどなんだから、
その「青春時代」っていうのはすごく大切な思い出があるのかもしれない。
誰も知らない、
自分の胸の中にずっと大切にしまってある、むかしむかしの恋とか。
青春時代の恋のバックにサイモン&ガーファンクルの曲が流れているなんて
美しすぎるなぁ。
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文章が若いなぁと思いましたが、あえて原文のままです(笑)。
この後無事にコンサートへ父・母・私の三人で出かけたら、
なんと少し離れた客席には兄夫婦がいたのでした!
兄にとっても初めて聴いたのはきっとサイモンとガーファンクルだろうし、何だかすごく嬉しかったのを覚えています。姉は「私はいい」と言われたので家で留守番でした(笑)。