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しりとり俳句(131)

ようやく冬らしい寒さがやってきましたね。
つい最近まであまりに暖かいので、今って11月だよね??とカレンダーを確認してしまいましたが、もうすぐその11月も終わってしまいますね。

さて今週はおでんシリーズがあります。

こちらの続きから
👇

しりとり俳句 三年目ルール
・ 詠む順番:ちり→しの→さち
・ 下五・下二字、または一字でしりとり
・ その二字や一字から濁音や半濁直音などへの変更可
・ 下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二字(もしくは一字)から始めるのも可
・ 季語のあと:ち=香田ちり、し=卯月紫乃、さ=月石 幸
・ シリーズもの:俳句の後ろに *マークあり

第131回は、11/18~11/24(2740~2760)全21句

2740.  文様の透く河豚刺の花弁かな
    河豚(三冬)ち

2741.  弁当に塩鮭焼いてど真ん中
    塩鮭(三冬)し

2742.  仲の良き友達連れておでん鍋
    おでん鍋(三冬)さ

2743.  鍋奉行なればネクタイ外しけり
    鍋奉行(三冬)ち

2744.  寿司握る指しなりをり室の花
    室の花(三冬)し

2745.  鼻先へハーブの香り風邪籠
     風邪籠(三冬)さ

2746.  森に陽や熊の子の目を輝かす
    熊の子(三冬)ち

2747.  瓦斯燈をふたり見上ぐる時雨かな
     時雨(初冬)し

2748.  暮れ方の商店街の肉饅頭
     肉饅頭(三冬)さ

2749.  十分に空を味わふ根深かな
     根深(三冬)ち

2750.  ふかふかとお辞儀するなり千歳飴
    千歳飴(初冬)し

2751.  雨の夜の一人寄りたるおでんかな*
    おでん(三冬)さ

2752.  電気代上がるらしいよおでん酒*
     おでん酒(三冬)ち

2753.  酒すする亭主の煮込むおでんかな*
     おでん(三冬)し

2754.  電飾の一つづつ増え神無月
     神無月(初冬)さ

2755.  着ぐるみの優しき笑顔勤労感謝の日
    勤労感謝の日(初冬)ち

2756.  伸びきりし髪切りにゆく十二月
     十二月(仲冬)し

2757.  カツ丼は大盛り勤労感謝の日
     勤労感謝の日(初冬)さ

2758.  のびのびと背中つつつく真鴨かな
    真鴨(三冬)ち

2759.  寡黙なる父のまはりに寒雀
     寒雀(三冬)し

2760.  メモ帳へ買ひ出しリスト暮易し
    暮易し(三冬)さ


     ・・・・・

冒頭にも書いたように、いつまでも暑いなぁと思っていましたが、ぐっと寒くなりましたね。
洗い物を終えると最近手が少しかさついてきたので、ハンドクリームを目の前に置いてこまめに塗るようにしています。あかぎれになると本当に痛い!そしてなかなか治らない!油断大敵です!!
少し寒気を感じたら葛根湯やホットドリンクを飲んだりとこちらも油断せずに先手先手!!
子どもたちはもうカイロを持って学校へ行きますし、こうして書き出してみても冬の季語でいっぱいになりましたね!

おお、もうこんな時間。やはり早寝早起きがわたしの身体には合っているのでそろそろ寝ます・・・。

それではまた!
いつもありがとうございます。


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