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しりとり俳句(107)

今週のしりとり俳句です♪
もう夜も遅いので早速行きますよ~。

こちらの続きから!
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しりとり俳句 二年目ルール
・ 詠む順番:ちり→しの→さち
・ 下五・下二字、または一字でしりとり
・ その二字や一字から濁音や半濁直音などへの変更可
・ 下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二字(もしくは一字)から始めるのも可
・ 季語のあと:ち=香田ちり、し=卯月紫乃、さ=月石 幸
・ シリーズもの:俳句の後ろに *マークあり

第107回は、6/3~6/9(2237~2257)全21句

2237.   鐘の音の礼拝小さし麦畑
      麦畑(初夏)ち

2238. 竹編みのスワンの籠へラベンダー
    ラベンダー(三夏)し

2239. ダージリン淹れ六月の読書かな
    六月(仲夏)さ

2240. 菖蒲池柵より兄とのぞきこむ
    菖蒲池(仲夏)ち

2241. 濃紫こむらさき帯に選びし浴衣かな
    浴衣(三夏)し

2242. 肩幅に脚を開きて麦酒かな
    麦酒(三夏)さ

2243. ビール酌む部長のうちの猫のこと
    ビール(三夏)ち

2244. 小道具の箱のすみつこ蝸牛
    蝸牛(三夏)し

2245. 理科室の抽斗多し梅雨の雷
    梅雨の雷(仲夏)さ

2246. ライブ行くらしき人みなアロハシャツ
    アロハシャツ(三夏)ち

2247. 繕ふはジーンズの膝五月雨
    五月雨(仲夏)し

2248. 雨の音に待つ紫陽花の喫茶店
    紫陽花(仲夏)さ

2249. てんか粉ふんわり打てばゆる羽
    天瓜粉(三夏)ち

2250. 跳ね返すやんちやなビーム水合戦
    水合戦(三夏)し

2251. 先輩の裾を離さず肝だめし
    肝だめし(三夏)さ

2252. 目白来て化粧姿を見られをり
    目白(三夏)ち

2253. 折り目良きハンカチーフを鞄から
    ハンカチーフ(三夏)し

2254. 唐揚げに塩か醤油かビアガーデン
    ビアガーデン(三夏)さ

2255. 田園に輪唱輪唱雨蛙
    雨蛙(初夏)ち

2256. Lサイズシャツを羽織つてアイスティー
    アイスティー(三夏)し

2257. ティールーム隅に座りて梅雨に入る
    梅雨に入る(仲夏)さ

     ・・・・・

今週は子どもたちが学校の畑で育てた玉ねぎ・じゃがいも・ニンニクを収穫して持って帰ってきました♪
さっそく調べると(ん?季語です(笑))、「玉ねぎ」が夏で、「馬鈴薯じゃがいも植う」は春、「馬鈴薯の花」が夏、「馬鈴薯」が秋、にんにくは「にんにくの根」、「蒜の花」が夏の季語になっていました。ふむふむです。
それぞれ美味しくいただきました♪
四季がなくなってきたと言われていますし、とくに野菜は年中売っているものですが、まだまだこうやって子どもたちが自然の中で季節を感じられる機会があるんだなぁとしみじみ感じました。

それではいつもありがとうございます♪

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