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しりとり俳句(143)

今日は少し暖かく感じました。月初から市内の図書館が長期休館しているので、図書館の垣根が気になります。
去年気がついたのですが、図書館と公園の間の長い垣根、半分が山茶花で、半分が椿だったのです(笑)。
休館前は山茶花が咲いていましたよ。来週にはやっと開館するのでひょっとしてそろそろ椿が咲いているかなぁと期待しています。

こちらの続きから。
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しりとり俳句 三年目ルール
・ 詠む順番:ちり→しの→さち
・ 下五・下二字、または一字でしりとり
・ その二字や一字から濁音や半濁直音などへの変更可
・ 下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二字(もしくは一字)から始めるのも可
・ 季語のあと:ち=香田ちり、し=卯月紫乃、さ=月石 幸
・ シリーズもの:俳句の後ろに *マークあり

第143回は、2/10~2/16(2973~2993)全21句

2973.  空をゆく風船はもう自由の身
    風船(三春) ち

2974.  短めの丈のスカート春あした
    春あした(三春)し

2975.  下味をゆつくりつけて初諸子
   初諸子(三春)さ

2976.  ロココ調カップに紅茶蝶の昼
   蝶の昼(三春)ち

2977.  ビル街のカフェのドア押す春コート
   春コート(三春)し

2978.  トーストへたつぷり卵春あした
    春あした(三春)さ

2979.  親しみて春のあだ名を先生に
   春(三春)ち

2980.  胃に腹にやさしきスープ大試験
    大試験(仲春)し

2981.  けんかしてぶらんこ漕いで仲直り
    ぶらんこ(三春)さ

2982.  をりをりにたんぽぽ咲かす光かな
    たんぽぽ(三春) ち

2983.  かりそめの約束魚は氷に上る
   魚氷うおひに上る(初春)し

2984.  掘る土のふつくらとして蕗の薹
   蕗の薹(初春)さ

2985.  糖分は控えめバレンタインデー
    バレンタインデー(初春)ち

2986.  デージーの花がらを摘む日曜日
    デージー(三春)し

2987.  便箋にぎつしり愛の日の手紙
    愛の日(初春)さ

2988.  民宿の障子明るく朝寝せり
    朝寝(三春)ち

2989.  立春の窓辺の籠の十姉妹
    立春(初春)し

2990.  待つカフェのドアのチャイムや春の風
    春の風(三春)さ

2991.  風やはらか駄々こねてゐる草の上
    風やはらか(三春)ち

2992.  ウェイトレス紅茶と春を運びけり
    春(三春)し

2993.  人混みの上を風船すうとゆき
   風船(三春)さ


     ・・・・・

先週の話になりますが、今年は雪が全然降らないなぁと思っていたところへかなりの雪が降りました。朝になってもまだ降っていて、ちょうど大阪へ行く日だったので、雪が降りしきる中を家族で歩いて駅に向かいました。(靴用カイロが本当に役に立ちました!!)
そのあとも一日中降り続いていたようですが、大阪へ着くと晴天。日中に、ほんの少しだけ雪がちらつきました。
わたしの住んでいるところは一年に一度雪が積もるか積もらないか程度なので、子どもたちは大阪旅行も楽しいけれど雪で遊べなかったことは心残りだったようです。帰ってきてから、陰に残る雪を見つけて遊んでいました。
そして驚いたのは、二日後に車から見えた公園に、まだ雪だるまの名残のような大きな丸い雪のかたまりだけがあちらこちらに転がっていて、やはり相当降ったんだろうなぁと思いました。
大人は困ることが多いけれど、やっぱり子どもは雪が嬉しいですよね。
今週も中ごろにまた降るのかなぁと心配になりつつも、子どもたちが喜ぶ顔も見たいなぁなんて思っています。

そういえば、いよいよしりとり俳句も来週に3000番に到達しますね!
一体誰が3000番になるでしょうか?!(←数えたら分かる(笑))

それではまた。
いつもありがとうございます♪

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