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一等三角点日本百名山巡り中国編47座

一等三角点日本百名山巡り中国編を投稿しています。               この百名山は、深田久弥の日本百名山も多くあり42座を、九州百名山でも12座が選定されており踏破・投稿しています。                         投稿していない中国の山々の投稿です。                         読んでいただければ幸いです。
47座目の吉和冠山です。                           

47座目吉和冠山 1338.98m 本点

北緯34度28分07秒 東経132度04分33秒 

無雪期、冠山一等三角点(ネットより借用)

吉和冠山は、『広島県で最も人気のある山の一つ。広島県では恐羅漢山に次ぐ、2番目の高さを誇る山です。吉和のまちから山を見上げると、頂上がまるで、昔の人が宮中の儀式でかぶっていたような、上につきでた冠のような形をしている山を見つけることができるでしょう。それが、中国百名山やひろしま百山にも選出されている名峰、冠山です。安芸冠山と呼ばれることもあります。
雄大な自然は圧巻で、とりわけ植物の種類の豊富さはよく知られている冠山。ブナやミズナラ、オオヤマレンゲといった木をはじめ、春はカタクリ、エイザンスミレ、ニリンソウ、夏はウバユリ、ヤマアジサイ、ツリフネソウ、そして秋にはナメコやムキタケといった珍しいキノコまで、多種多様な植物を見つけることができるまさに植物の宝庫。南に広がる冠高原には、広島県の天然記念物であるレンゲツツジも群生し、まさに広島の「植物観光」ができる山と言っても過言ではないでしょう。・・・』と紹介しています。(ネット情報)

23年前、50歳時に初めて登り雪の多さに悪戦苦闘し、
2回目は11年後隣接する山口県寂地山系縦走で登りました。 
Noは山行ナンバーで1969年9月23日からの通し番号です。

1回目No0917吉和冠山・恐羅漢山

平成21年1月10~12日 3名
10日(曇り時々雪)佐世保⇒吉和IC⇒潮原温泉
11日(曇り時々雪)出発7:30→クルソン谷・汐谷分かれ→T字路鞍部→冠山頂12:00→クルソン谷本流分かれ→14:00駐車場⇒内黒峠⇒二軒小屋駐車場
12日(吹雪)退却7:30⇒R191へ⇒戸河内IC

今回は一等三角点日本百名山の吉和冠山と都道府県別最高点(広島・島根県)の恐羅漢山の二つを目指しました。
2年前に寂地山に登ったとき、少し東にある吉和冠山に思いを馳せていました。吉和冠山には膝上までのラッセルに倍の時間を要しながらも山頂に立ちました。

国道186線を西に走ると間もなく登山口入口の潮原温泉です。
右折すると直ぐ登山口でここから林道が延びているようですが、一面真っ白、ここでテントを張ることにしました。
積雪20cmスコップで除雪してテントを張ります。
この山は、往復でなく寂地山まで縦走して寂地峡に降りるとか、松の木峠まで縦走するのが楽しそうなのですが、車の問題もあるしこの雪では到底無理です。往復しようと決め出発しました。
汐谷に架かる鉄橋や木橋を何度か渡って右岸や左岸沿いに歩きます。

林道終わりここから登山道に

積雪40cm。クルソン谷沿いになると一気に積雪が多くなります。Iさんはスノーシュー、S君はパイプ製ワカン、私は昔ながらの芦峅のワカンを着用します。

最初からトレースもなく、ワカン着用してからはトップを交替しながら進みます。

T字路鞍部まで来ると山頂も近いのですが、ここからが長かった。ラッセルが一段と深くなり視界もままならず、「まだかな」「まだかな」とルートも不安になります。

暫くすると後続パーティー4名が追いついてきたが、先に行こうとしません。ラッセル泥棒と加藤文太郎の著書を思い出しながらラッセルを続けます。

山頂?他パーティーも

ようやく平坦な山頂に辿り着きました。夏2時間のところを4時間もかかってしまった。

風を避けて休憩する。吹雪いて景色も見えないが、晴れていても展望は良くないらしい。下りはさすがに早かった。トレースはすでに消えているところもありテープ等目印がないと下りも難しかった。

2回目No1379寂地山∼吉和冠山、十種ヶ峰

令和2年1月3~5日 5名
3日佐世保⇒六日市IC⇒寂地峡P10:30→木目の滝→藪ケ峠→右谷山→ミノコシ峠14:00→14:05幕営地
4日出発6:40→寂地山→吉和冠山9:20→土滝山→松の木峠11:15→12:30寂地峡P⇒六日市IC⇒鹿野IC⇒十種ヶ峰スキー場手前(幕営) 
5日十種ヶ峰登山⇒願成就温泉⇒山口IC⇒佐世保
 
11年振りの吉和冠山は寂地山から初めてのコースです。
寂地峡から藪ケ峠に突き上げ右谷山、寂地山と縦走し、島根・山口・広島3県境の先で縦走路を離れ吉和冠山を往復し松の木峠へ下りました。

寂地山頂
吉和冠山頂
縦走を終え松の木峠。ここから長い国道歩きで寂地峡に戻る。

拝読いただきありがとうございます。
次回は、四国編となり49座目二の森を投稿予定です。





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