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雪、残っていた井原山

「いわらやま」と読みます。

井原山は、福岡県と佐賀県の県境に位置する、脊振山地第2の高峰。断層地形で、福岡県側が切れ落ちているため、福岡県側には滝や渓谷が多く見られます。
2002年新九州百名山、2011年九州百名山地図帳に選定されており、1981年3月以来、今回で22回目の登山です。福岡県側からが殆どとなっています。

雪が残っていました。

No1531令和5年1月10日 3名
佐世保⇒キトク橋P9:20→洗い谷入口9:40→北尾根取付10:00→富士山11:30→本富士山12:00→13:10井原山13:40→アンノ滝15:00→15:30キトク橋 
9.6km、上り累計961m、1,498kcal、21,200歩

英彦山に行き四王寺の滝氷瀑を期待していましたが、寒気も緩み数日前からは3月上旬の陽気。英彦山を諦め井原山に転進しました。
年末のクリスマス寒波の雪はないだろう。
靴はどうするかな?
思案のすえ久しぶりにスカルパ(冬用登山靴)を取り出して向いました。
これが幸いしました。まだ残っていました。

縦走路の雪

今回のコースは5年振りです。
駐車場には平日だが2台の先客があった。里には蝋梅の花が咲き春を告げています。

庭先の蝋梅。香りが強烈でした。

山を見上げると僅かであるが雪面を確認できました。

歩き始めてすぐ。中央正面の右スカイラインを登ります。

洗い谷入口は看板も撤去されていました。数年前から登山道崩壊のせいか?死亡事故もあり登山禁止になっています。

洗い谷入口。

雷山中腹自然歩道の標高500m峠から北尾根に入ります。YAMAPにはコースは示されていませんが国土地理院の地形図には示されています。

ここから左手に登ります。

入山者は少ないと思うのですが踏み跡はしっかりとついていました。急登が続きます。大雪後はラッセル訓練にはもってこいの尾根コースです。

標高800m付近から雪が現れました。

クマザサが出て来ると間もなく縦走路です。

この後、すぐ縦走路に飛び出します。

縦走路は標高は900mを下回ることはなく終始雪道でした。
本富士山を下って昼食としました。休むと寒く防寒着が必要でした。
所々はクラストしています。

富士山(ふじやま)の斜面
もとふじやま山頂
縦走路
洗い谷下降点。これで下る人がいたら犯罪ですね。

井原山頂は思ったより風もなくのんびりできました。展望は360度です。

360度の大展望。

山頂より東側の展望。左端金山、右端背振山
山頂より西側の展望

山頂から福岡市街地を撮り忘れ、縦走路に出る前からの市街地方面です。

玄界灘を望む。左糸島市街地、右端福岡市街地。

下りはクラスト路を気にしましたが縦走路を離れ暫くすると雪もなくなりました。

アンノ滝
ダルメキ沢沿いに下ります。

6時間、久しぶり長く歩きました。

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