山登り人生vol124長男おんぶの多良岳
29歳。長女4歳、長男2歳半
昭和53年度は、20代最後の年です。
年間24回45日の入山で前年より10回減りました。
相変わらず黒髪山系への入山は8回と多く
会長誕生祝いや創立25周年を祝いました。
念願の根子岳山口谷への山行も実現しました。
この年度を振り返ります。
No242長男2歳半おんぶの多良岳登山
昭和53年5月14日
会員4名と長男と私
佐世保8:15⇒黒木9:30→
左俣ルンゼ組4名:取付10:45→14:00最後F6→15:30金泉寺16:20→17:15黒木
私達親子:黒木9:30→五家原岳方面引返し9:50→八丁杉10:30→
11:40金泉寺13:00→多良岳13:40→14:00金泉寺15:00→16:50黒木
黒木の里から望む山々は新緑の季節となり、
久しぶりの私を喜ばせてくれた。
その新緑に曳きつけれるように五家原岳への道を選び進んだが、
早速「だっこ」の声で、
これは大変だと元の計画に戻し金泉寺に向かうことにした。
追い抜く登山者からは、「僕、強いね。かわいいね。」
なんて声かけられ、つい喜ぶ私である。
現実はなかなか厳しく、
だっこしたり、肩車したり、背負ったりと随分としごかれた。
金泉寺山の家には、昨年3月家族全員で来て以来1年2カ月ぶりである。
シャクナゲ満開と重なり、山の家内外とも多くの登山者で賑わっている。
春山から帰って来た連中の家族サービスとも重なって顔なじみも多く、
長男も私も退屈しないで済んだ。
山の家までは沢登りや縦走途中でよく立ち寄るが、
多良岳になると何時以来かはっきりしない。
長男をその気にさせて登ることにした。
最後まで歩いてくれた。元気だった。
山ツツジが満開で目を楽しませてくれた。
山の家に戻り左俣ルンゼに向かった仲間を待ったが
15時も近くなり一足先に下る。
下りの長男は元気に歩き通した。
53年度、多良山系には親子登山のほか3度通いました。
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