【毎日投稿#602】RWBYに出てくる、ヴィラン側がヒーロー側に仕掛ける戦略が 卑劣! でも悪役としては良い!😄
仲間で結束して力を発揮する友情パワーなヒーローたちに対し、少数勢力のヴィラン側はどうやって対抗するか?
ヒーロー側がやられたら最も困る悪役側の策略は?
RWBYという作品は、この疑問に対して一つの答えを出しています。
分断です。👇
この話のタイトルなんて、The Enemy of Trust(信頼の敵)!
仲間同士の信頼を崩して疑心暗鬼を起こして、ついには内輪もめを起こさせて戦いどころじゃなくならせる!
やることが陰湿! 卑劣!
けど、悪役側の戦略として考えるなら素晴らしく高く評価できる!😄
どうも、田村サブロウです。
今日はRWBYという作品を拝見しました。
この作品のルビー・ワイス・ブレイク・ヤンの魅力は他の記事でたっぷり語り尽くしていると思うので、私としては悪役側の戦略に注目したい!
なんというか、市民の嫌がることを熟知していて……もっと言えば、多数の視聴者(読者)が「嫌だ」と思うことを製作者側がわかっている感じが伝わってきます。
それを悪役側がやっているから、ヒーローに倒してほしいと視聴者(読者
)がすごく応援したくなる!
例えば上記で挙げたRWBYの一幕だと、ヒーロー側の偉い人の信頼を失墜させるために選挙をハッキングして選挙結果を不正に変えたりしています。
さらに、同時期に選挙結果の発表パーティー会場で殺人事件を起こして、その罪をヒーロー側の殺人から人を守ろうとした味方に着せたり!
というか、選挙って!
身近にあるものだけに、かなり共感しちゃったわ!
敵の脅威から全てを守ることはできないと判断して守れる人々を確実に守ろうとする側と、リスクを背負ってでも諦めずに全てを守ろうとする側で、ヒーロー側が分断する光景も新鮮でした。
どちらも正しいと思うことをやっていて、なのに意見の不一致によって人は対立してしまう。
人間って、面白っ!(死神風に)
ただ、こういう人間同士の意見の不一致で対決するという構図、ライトノベルでやるのはいささか難しくなると思います。
なぜなら複雑怪奇にこじれた人間関係を読者の中に呑みこませるのが難しくなるから。説明が大変だから。
少なくとも、設定が読者の中に根付いていない一巻の段階では無理そう。
こういう疑心暗鬼や正義同士の争いを書ける段階になるのって、作家としてかなり進歩した後になってからじゃないかな?
できたらかなり楽しそうだけど。
本日はここまで。
これにて御免。
とりあえず、観賞したこと、見聞きして感じ取ったことを今後の糧にするために、ひとまず感想をなぐり書きしましたとさっ!